1999年12月の出来事

12月1日(水)
 午前中はずっと原稿書き。午後は東和でアジア・フィルム・フェスティバルの試写を観るつもりだったのだが、10分前に付いたらもう席が一杯で入れない。この日は東和で2本続けて観るつもりだったので、急遽予定を変更して3時過ぎからUIPで『シビル・アクション』を観ることにする。面白かったけど、ラストが少し駆け足というか、尻切れトンボな印象もある。夕方からもう1本観る予定だったが、なんだかくたびれてしまったのでこれは別日に移動。買い物をして仕事部屋に戻り、録画してあった黒澤明のドキュメンタリー番組を見る。なんだか『雨あがる』の宣伝だな。『椿三十郎』の原作である「日々平安」と『雨あがる』の関連をやっていたが、これは僕もすぐに連想したことなので「やはり同じことを考える人はいるなぁ」と思いながら見ていた。続けて録画してあった雷蔵の番組も面白かった。
 夜に角川の「週刊ザ・テレビジョン」から電話があり、『リング』シリーズについて電話でコメントを求められる。結構長々としゃべったんだけど、どの程度掲載されるんでしょうか。自分で原稿を作って入稿するわけではないので、多少不安はあるけど……。これは12月20日売号に載るそうです。

12月2日(木)
 映画瓦版のデザインを変えたせいか、このページへのアクセス数がいきなり増えた。これまでずっと1日200件ぐらいだったのが、300件以上になった。全部が全部日記の読者というわけではないのだろうが、他人の日記は読んでて楽しいんでしょうか? 最初から誰かに読まれることを前提にしているので、「誰にも話せない心の秘密」「あっと驚く真相の暴露」など絶対にあり得ないけどね……。
 午前中は昨日書きそびれた日記の更新。午後は東宝で『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の試写を観て感激。その後、シネカノンに移動して『スペシャリスト/自覚なき殺戮者』を観る。こちらは元ナチス将校のアイヒマンがイスラエルで裁判を受けた時のドキュメンタリー。これも面白かった。帰宅したら「法の華」がらみで雑誌社から問い合わせのメールが入っていた。編集部に電話したら本人はいなかったので、メールで返信。どうなるかは明日以降のお楽しみ。

12月3日(金)
 午前中に新潟Week!の原稿書いてメールで入稿。晴れているので洗濯などもやってしまう。
 午後はFOXで『真夏の夜の夢』を観たが、これは面白かった。ちょっと前にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの映画がありましたけど、それよりも大衆的というか、わかりやすい映画。コメディとしてもちゃんと笑えるし、胸がギュッと締め付けられるような切ない場面もある。何より出演している役者たちがよい。美術も立派。この後、シネカノンで『サンデイドライブ』を観ようと思ったら、10分前で既に席が一杯。しょうがないから、これは来年回しです。こうして試写からはねられると、ちょっと残念であると同時に、ちょっと安心する。「ああ、楽になるなぁ」と思う。学校に行ったら授業が休講になっていた学生の気分。空いた時間を何に使おうかと、そわそわわくわくしてしまう。でも、こうした時間が有意義に使えたためしはない……。

12月4日(土)
 特に書くことないなぁ……。秋葉原に行ったぐらいか。

12月5日(日)
 午前中に隅田川沿いを散歩。朝っぱらから5キロ近く歩いてしまった。午後は昼寝して、夕方は門仲のスーパーに買い物に出かけた。圧力鍋を見ると、いつも欲しくなる。何に使うという明確な目的はないし、たぶん買っても使わないと思うんだけど、あの何かごちゃごちゃしたメカニカルな雰囲気に物欲を刺激されるのだ。
 夜はTOKYO1週間の映画紹介を少し書く。

12月6日(月)
 午前中にメルマガとDDIの原稿を作って入稿。午後は松竹で『守ってあげたい!』を観た後、シネカノンで『パゾリーニ・スキャンダル』と『アデュー、ぼくたちの入江』を観る。今日はどれもパッとしない1日だった……。シネカノンの近くにディスカウント・ショップのドンキホーテができたので、今日はその中を少し見て回ってみた。商品が積み上げられたジャングルの中を探検しているようで、なかなか楽しい。ただ、陳列してある商品が高いんだか安いんだか、僕にはよくわからない。

12月7日(火)
 午前中に日経クリックの原稿を書いて入稿。仕事の時間を確保するため、今日は午後は試写を1本別の日にずらして3時半の試写から観るつもりだったのだが、3時半に試写室にすべり込んだら満席だといわれて、これも別の日にずらすことに。結局、今日観た試写は夕方からシネカノンで観た『戦争のはらわた』のみ。

12月8日(水)
 午後から映画美学校で『タイムレスメロディ』を観る。これは面白い。シネカノンに移動して『日曜日の恋人たち』。これは……、わけわかりません。銀座に戻って『ストーリー・オブ・ラブ』。身につまされます。技巧が過ぎて白ける場面もありますが、最後は泣いてしまいました。帰宅して明日入稿の原稿を仕上げる。今週はどういうわけか、仕事が立て込んでいる。すご〜く忙しい。

12月9日(木)
 午前中に原稿書きと入稿。午後は映画美学校でカサヴェテスの『ミニー&モスコウィッツ』を観る。ジーナ・ローランズもシーモア・カッセルも若い。その後、半蔵門で中村幻児の『Kamome』を観る。ホステス殺しで時効寸前に逮捕された、福田和子をモデルにした実録犯罪映画。これは面白かった。ロケ撮影が抜群の効果を生んでいる。夕方はGAGAで中原俊の『歯科医』。1時間強の映画で、まずまずのまとまり。最後はもう一段盛り上げてほしかったけど……。

12月10日(金)
 午後から徳間ホールにソニーの試写を観に行こうと思ったら、部屋を出るのが遅れて間に合いそうもなくなってきた。本日はあっさりと諦めて、部屋で仕事して過ごすことに変更。ソニーの試写室は近いので、また別の日に観ればいいや……と自分を納得させる。じつは仕事が山積みになってしまったのだ。
 ぽつぽつと仕事を進めながら、夜には来年公開される某映画の粗編集ビデオを見る。効果音や音楽がほとんど入っていないし画質も悪いので、ストーリーしかわからない。ま、参考に見ているだけだからいいんだけど。

12月11日(土)
 原稿を全部仕上げて入稿。夕方から東宝で水谷俊之監督のインタビュー。部屋に戻って記事をまとめようと思ったが、全体の構成に迷って途中で頓挫。この日は寝てしまう。寝入る前にアイデアが浮かんだが、うまくいくかは翌日記事を書いてみないとわからない。

12月12日(日)
 インタビュー原稿を入稿。

12月13日(月)
 午前中にメルマガの原稿作り。今週は公開作品が多いので、午前中では終わらなかった。少し時間を作って自転車を修理に出したり、銀行に行ったりする。ペダルがキーキー鳴るのが治まった。うれしい。
 午後はUIPで『ダブル・ジョパディー』と『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』を観る。『ダブル・ジョパティー』は悪くない映画だけど、後から観た『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』がいい映画だったので印象が薄れてしまった。ケビン・コスナー、最高です。帰り道にスーパーで買い物。部屋に戻ったら昨日入稿した原稿について編集者から電話。直した原稿を夜にFAX入稿。映画の感想を書くのは明日回し。

12月14日(火)
 午後一番の試写を観ようと思っていたのだが、有楽町線が人身事故で急遽ストップ。別の線に乗り換えても間に合いそうにないので、この日は試写を取りやめてしまった。夕方から日経クリックでリニューアル後の打ち合わせ。これはどうなるかまったく不明。ライターとしては、仕事が続いた方がいいに決まっているのだが、先方の編集方針というものもあることだし……。

12月15日(水)
 新富町のまぐろ亭で昼食。ご飯のお代わり自由というランチは多いが、ここは「おかず」のお代わりができるのだ。880円でまぐろの刺身が堪能できる。ああ、満腹。店を出たら近所を消防車が走り回っていた。高速でタンクローリーの横転事故があったという。目と鼻の先で事故があっても、僕はこういうときにまったく野次馬的な関心がわかないタイプらしい。そういえば、地下鉄サリン事件の時も事件現場の地下鉄駅から徒歩数分のところに住んでいながら、事件の経緯をテレビでボンヤリ見ていたっけ……。
 午後からソニーで『ジェネックス・コップ』の試写。これは面白い。この手の映画はオフィス街のランチ・セットみたいなもので、決められた範囲内で観客にどれだけきちんとした充実感を与えられるかが腕の見せ所。1万円のディナーじゃないのだから、どう逆立ちしたって「今年のベスト10に入る!」というような映画にはならない。でも850円なり1000円なりの範囲内で手抜きをせずにきちんとした仕事をしていれば、観客はちゃんと楽しんで満足できる。ご馳走というわけではないけれど、空腹を満たす日々の食事としてはこれに勝るものはないのだ。既に続編の製作も決定されているとか。楽しみ楽しみ。3時半からはTCCで『追憶の上海』を観たのだが、これは駄目だった……。

12月16日(木)
 『追憶の上海』の感想を書いていたら、その最中に配給会社から「ご感想は?」という電話が掛かってきてしまった。いろいろ話はしていたんだけど、その内容は瓦版にも書かれているとおり。中国映画の中ではエンターテイメント指向なので、他の泥臭い中国映画と混ぜて観れば意外に面白いのかもしれない。でも、こっちは『ジェネックス・コップ』の後に観ているからなぁ……。他のレスリー・チャン主演映画と比べても、やはり中国映画特有のドグマと泥臭さが付きまとう映画だと思う。
 午後はメディアボックスで君塚匠監督の『おしまいの日』を観る。う〜ん、これは非常に不愉快になる映画だった。内容的にどうこうという以前に、演出のタッチが神経を逆なでする。裕木奈江は別に好きでも嫌いでもない女優なんだけど、この映画は最悪でした。これは監督の演出のたまもの。この不快感そのものが監督の演出意図なんだろうか……。ここで疲れ果ててしまい、次の『風雲 ストームライダース』の前半ではちょっと眠気が……。しかし後半は眠気を吹き飛ばす大活劇で、一気に憂さを晴らしてくれました。ソニー千葉、がんばってます!
 八重洲ブックセンターで小学館のCD-ROM百科事典「スーパー・ニッポニカ[ライト版]」を購入。これで1万5千円は犯罪的な安さ。動作もきびきびしているし、全データをハードディスクにコピーできるという、まさにライター必携のCD-ROMになっている。既に世界大百科事典のDVD版を持っているので、特に専門的なこと以外はパソコン上の百科事典でわかってしまう。ライターにとってはお手軽に知ったかぶり記事がでっち上げられるということでもあるが、逆に言えば、百科事典から抜き書きした程度ではライターが記事を書く意味がないということでもある。

12月17日(金)
 仕事優先で試写を2本キャンセル。今日の試写はFOXで『アンナと王様』のみ。これはなかなかの力作だが、ジョディ・フォスターの役がどうしようもなく「アメリカ人女性」になっているのが欠点かな……。
 夜は新宿でフリーのライターや編集者が集まっての飲み会。ほとんどが初対面の人たちだったのだが、お店がうるさくてあまり話らしい話ができなかったのは残念。終電で帰宅。

12月18日(土)
 午前中に仕事をやって、午後からは私用外出。特に書くようなことはない。

12月19日(日)
 世の中には12月24日をクリスマスだと思っている人も多いようだが、これはクリスマス・イブであって、本来のクリスマスは12月25日。しかしほとんどのキリスト教会では、その前の日曜日にクリスマスの礼拝を行う。というわけで、今年は今日19日がクリスマス礼拝だという教会が多いはずだ。僕は午前中に銀座教会の日曜学校に出かけ、午後は近所の救世軍小隊(教会)でクリスマスのページェント(降誕劇)を観た。劇は段取りの悪さと準備不足で失敗の連続。クスクス笑いが絶えない。こりゃ、へたな映画などよりよほど面白いや。
 教会のクリスマスの行事は12月に入るか入らないかの内にアドヴェント(降臨節)という形で始まり、12月25日の降誕日、それから8日目にはキリストの命名日として新年の礼拝を持つなど、クリスマスの行事は1月6日まで続く。キリスト教社会では正月もクリスマスの一部なのだ。だから12月に入ればクリスマス・カードを交換するし、25日過ぎになっても「メリー・クリスマス」と挨拶をする。

12月20日(月)
 今日は試写をはずして今週の仕事をあらかた片づけてしまう。明日明後日は3本ずつ試写。金曜日に1本、来週月曜に1本、火曜日に2本。これで今年の試写はすべて終わると思う。結局今年は何本映画を観たんだろうか。数えていないのでさっぱりわからない。現時点で580本ぐらい。今年中に600に達するのは難しそうだ。たくさん観ればいいというものでもないので、「来年は600本!」などと誓いを立てることはしない。580という数は映画を観た結果であって、本数が目標ではないからだ。
 夕方から自転車で八重洲ブックセンターに出かけたのだが、カードを忘れて買い物ができなかった。途中で気づいたのだが、もはや引き返す気持ちさえ失せていた。本屋といえば、紀伊国屋書店のWEB会員になった。オンラインで本を注文するつもりは特になかったのだが、データベースから本を検索できるのが便利だ。送料はたかが知れているので、何冊もまとめて本を買うときには、運搬のことを考えるとオンライン注文の方が便利かもしれない。今度資料集めに使ってみようと思う。

12月21日(火)
 午前中に散髪。銀行に行って振込の確認と各種の支払い。大口の振込は今月で終わりなので、来月からはかなりの窮乏生活になるかもしれない。家賃だ光熱費だ保険だと定期的な出費もあるので、そのぐらいは手当できるだけの収入がほしいけど。ま、貧乏は慣れっこだからいいんだけどね。今年の春にはもっと貧乏だったし……。
 午後はソニーで『スティル・クレイジー』を観た後、土曜日の取材に備えて本屋で資料を買ってからヘラルドの試写室へ。満員で入れなかったので、試写は来年回しになる。ヘラルドからの試写状が届かなくなっていたので、名刺を渡してきた。明日は『アメリカン・ヒストリーX』を観る予定なんだけど、これも混んでいるというから来年回しになる可能性もある。年末になって数本の試写を来年に回しているのだが、このツケは必ずどこかで吹き出してくるはずだ。ちょっと恐いなぁ。時間が大きく空いてしまったので、本来なら一度帰宅して仕事をすればいいのに、本屋巡りなどして夜まで時間つぶし。
 7時から東京アイマックスシアターで『ファンタジア/2000』の試写。これは素晴らしい。個人的にはガーシュイン&ハーシュフェルドの「ラプソディー・イン・ブルー」を期待していたが、良かったのは「動物の謝肉祭」のフラミンゴ。このナンセンスぶりが最高です。最後の「火の鳥」には『もののけ姫』の影響が感じられた。

12月22日(水)
 午前中に昨日観た映画の感想を書いてしまう。午後は京橋で『親指スター・ウォーズ』と『親指タイタニック』。試写室がガラガラ。映画が小品でしかもレイト公開だと、こういう状態になってしまうのかなぁ。映画の内容はまずまず楽しめる。パロディ映画なので、元ネタをよく知っていないと面白くないだろうけど……。東映に移動して『平成金融道・マルヒの女』。前作『裁き人』との共通点は基本的な設定と、主演の夏樹陽子と監督の和泉聖治ぐらい。あとは出演者も一新されている。でも、やっぱりこれ面白いよ。観ていてこんなにドキドキしたのも久しぶり。手のひらにびっしょりと汗をかいてしまった。とても『ナイル』と同じ監督の作品とは思えない。夕方からはヘラルドに移動して『アメリカン・ヒストリーX』を観る。スパイク・リーの『クロッカーズ』と同じぐらい衝撃的な映画。アメリカに根強く残る人種差別問題を描いた作品で、個人的にはファイルーザ・バルク嬢が「またこんな役かよ〜」というトホホ状態で出演しているのが非常に気になった。エドワード・ノートンは『ファイト・クラブ』も良かったけど、断然こっちの方がすごいね。
 自転車で移動していたのだが、どこかでマフラーをなくしてしまった。ヘラルドかと思って帰宅してから宣伝部に電話したのだが、もはや誰もいなかった。明日は祝日なので金曜日にまた電話してみようと思う。

12月23日(木・天皇誕生日)
 午前中に少し仕事して、午後は銀座教会で日曜学校のページェント(聖誕劇)を観る。途中で抜け出したら、1階のホールでハンドベルのリハーサルをやっていた。夕方からは目黒雅叙園で岡村隆史のインタビュー。合同取材だったので、一緒にいた他誌のライターがもっぱら質問をし、僕はそれをメモるだけ。ああ、なんと楽な取材なんだろうか。でも、肝心なことを2,3聞きそびれてしまった。ダメだなぁ。やはりきちんと下調べして、質問項目のチェックリスを作っておくべきだった。今週は土曜日にもインタビューの仕事がある。これはテーマが決まっているので出たとこ勝負。

12月24日(金)
 クリスマス・イブ。午後は映画美学校で『ハズバンズ』を観る。妻も子もある男どもが連んでウダウダと帰宅までの遠回り(葬式の帰り道にロンドンまで道草を食う)をする映画だが、最後はちょっとホロリと来てしまった。
 夕方帰宅したら、住んでいるマンションのすぐ横で映画の撮影をしていた。近所で映画撮影風景に出くわすことは多いが、ここまで近所というのは初めてだ。何しろ、自転車置き場のすぐ隣。部屋のベランダのすぐ下だ。黒木和雄監督の新作だという話だ。撮影は夜の11時近くまで続いていたようだ。寒い中ご苦労様です。

12月25日(土)
 クリスマスだが仕事。メンズ・ウォーカーのビデオ紹介記事の取材で、松尾スズキのインタビューをするため三軒茶屋へ。これが今年の仕事らしい仕事の最後だろう。考えてみればインタビューの仕事をやり始めたのも、今年から。映画を観て何か書くというのも気楽で率のいい仕事ではあるけれど、人に取材して記事をまとめる方が面白いということに、今年になってから気づいた。時間の調整など、面倒くさいところもあるけどね。インタビュー取材をする側はしょせん黒子でしかないわけだし、時間と手間が掛かるわりには、そんなに実入りのいい仕事でもないし……。でも、嫌いな仕事ではない。

12月26日(日)
 アップリンクから宅急便でサンプル・ビデオが届く。中身はハル・ハートリーの新作『ブック・オブ・ライフ』。ビデオ撮影の作品なので、あえて通常の試写をおこわないとのこと。話はハル・ハートリー流の『エンド・オブ・デイズ』らしい。キリストとサタンが出てきてなにやらごちゃごちゃやる。まだ観ていないので、その程度のことしかわからない。夕方から銀座の山野楽器に出かけて、DVDを何枚か買ってくる。目的は『カッコーの巣の上で』だったんだけど、ワーナーのDVDは映画の当日券とほぼ同じ値段という気安さもあって、ついでに何枚か……。どれも古典ばかり。観る時間がないんだけどね。

12月27日(月)
 午前中は先日のインタビューを記事にまとめ始める。なんだか漠然と作品名だけを羅列しているように感じて、これは後から大直しになると思う。午後からTCCで『ポゼスト』というデンマーク映画を観たら、これもサタンの復活と目次録の世界を描く『エンド・オブ・デイズ』だった。時節柄、この手の作品が多いですな……。

12月28日(火)
 午後からヘラルドで『氷の接吻』を観て、その後は東宝で『リング0/バースデイ』を観る。『ISOLA/多重人格少女』も試写を観るつもりだけど、これは来年になりました。
 世間では今日が仕事納という人も多いと思う。僕もこの2本で今年の試写室巡りはおしまい。結局、今年観た本数は590本ぐらいだったようです。映画瓦版には597本が掲載されてますが、その中にはダブっているものもあるし、サンプルをビデオで見たものもある。スクリーンで観た本数は600本に達してません。1日に1本半ぐらいだから、ビデオを使ってこれ以上の本数をこなす映画ファンはざらにいるでしょうね。毎日2本見れば730本だもん。

12月29日(水)
 特に書くようなことはない。世間は今日から正月休みでしょうが、自由業にはあまり関係ないのです。

12月30日(木)
 プレス資料を整理するため、スキャナがフル活動。地味な作業なので2時間ほどでギブアップ。いつになったら終わるのか……。頭痛がするので熱を計ったら37度。夕方から寝てしまう。

12月31日(金)
 前の晩早めに寝たせいか、体調はいい。大晦日だが、原稿を1本書いて入稿。貧乏ライターに正月休みなど不要なのだ。と言いつつ、この晩から実質的な正月休みに突入。


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