5月1日(月)
連休の合間の平日のせいだからか、試写はほとんどない。午後に1本『最後通告』というスイス映画を観ただけだ。残りの時間はホームページのメンテナンスをしたり、食事をしたり、まぁいろいろ……。本当ならこういうときに仕事をやるべき何だろうけど、最近は仕事がないぞ……。
現在定期的に受けているレギュラーの仕事だけだと、月収が12万円ぐらいなんだよね。当然これでは仕事部屋の家賃や光熱費を払ったら終わってしまい、保険も年金も生活費もありはしない。だから生活するためにはスポットの仕事を受ける必要があるんだけど、最近はこれがめっきり減ってます。先々月は単行本のリライトがあり、先月からはLDの解説があって、それそれ10数万円の仕事にはなる。でもこれでも生活するのにギリギリなんだよね。「フリーのライターは潜在的な失業者である」というのが僕のモットーなので、現在の僕はさしずめ本格的な失業状態というわけだな。
5月2日(火)
本日は試写なし。自宅でホームページに手を入れたり、入稿できる原稿を入稿してしまったりする。連休の間の、嵐の前の静けさ。夕方にLDCから「X-ファイル」の新しいビデオが届く。同封の手紙によれば、今回のBOXセットではエピソードの割り当てが少し減ったようだ。少し余裕が出てありがたい。でも5月下旬までに6話の解説を書くんだから、大変なのは似たようなもの。しかも連休中はほとんど仕事ができないじゃないか!
借りていたCDを図書館に返却し、かわりに今回はクラシックのCDを何枚か借りてくる。バッハ、モーツァルト、メンデルスゾーン。趣味がどんどん保守的になっていくなぁ……。少し前にはガーシュインやワイルやミヨー、現代音楽ならライヒがお気に入りだったのに。録音するためのMDが手元にないので、これはしばらく借りていることになると思う。
5月3日(水・憲法記念日)
鉄砲州神社の本殿御輿が50年ぶりに担ぎ出されるというので、早起きして8時の宮出しを見に行った。なかなか立派なものでした。昼間は銀座で連合渡御があるのだが、それは見ないでCSのデイキャンプ参加のため平和島公演に出かけた。前日の天気予報では雨だと言っていたので心配したが、すっかり晴れて雨が降る気配なんてどこにもないじゃないか。夕方帰宅して、鉄砲州神社の町内御輿が戻ってくるところを見る。お祭りの最初と最後だけ見ると、なんだか全部見たような気がするぞ。夕方一度仕事場に戻ると、ドアには宅急便の不在票。「X-ファイル」の新しいビデオが届いていたようだが、これは後日受け取ることにする。
5月4日(木・国民の休日)
東京駅を10時に出る踊り子号で伊東へ。前日から伊東のホテルに泊まっていた両親と合流。プールで泳いで、温泉に入って、夜は近くの料理屋でたらふく食べる。交通費は自前だが、あとはすべて両親持ち。他人の財布をあてにして飲み食いできるのはありがたい。
5月5日(金・こどもの日)
10時頃ホテルを出て伊東港から船で初島へ。天気が良くてやたら暑い。初島で昼食。船で熱海に戻って東海道線の各駅停車で東京に戻ってくる。列車の中では寝てしまいました。夜になって仕事場に戻り、メールチェックなどを済ませる。
NHKで放送された『虹の橋』をビデオに撮っておいたので、その確認だけしておく。僕はこの映画が大好きで、封切りで1度観て、その後並木座のベストテン特集でも再度観た。和久井映見と渡部篤郎が主演で、脇役陣も超豪華な顔ぶれ。それでいながら今までビデオになっていないのは、製作の小川プロがビデオ化に難色を示していたためだと言われている。今回テレビ放送されたのは、ビデオ化へのステップと見ていいのだろうか。DVDが出たら絶対に買うであろう作品。録画したビデオを見る時間がないのが残念。
5月6日(土)
午前中にメールを片づけ、洗濯物を片づけ、宅急便への連絡を済ませ、土曜日に入稿の原稿を書き上げてメールで送ってしまう。昼前にはビデオも到着し、午後からはいよいよ『X-ファイル』の仕事に取りかかる。まずはインターネットからエピソードガイドを捜し出してプリントアウトしておく。あとは4話分ぶっ続けでビデオを見た。今回届いている4話の中には、『X-ファイル』名物の陰謀ものがほとんどない。陰謀ものが苦手な僕にとっては嬉しいぞ。4話見ると約3時間。くたびれる。気分転換も兼ねて夕方から少し外出。本屋で少し立ち読みしてからスーパーで買物する。
帰宅してから簡単な食事。夜はとりあえず1話分のストーリーと解説を書いてしまう。残りは明日だな。
5月7日(日)
午前中はCS。デパートの屋上で金魚を買う。(金魚すくいをしてそのうち3匹をもらったもの。)昼前に戻って近所の小学校に出かける。午後は近所の生協で食料品と金魚用のバケツを買う。仕事場に戻ってバケツに水入れ金魚を移す。ただし水道水の中にいきなり金魚を入れるわけにも行かないので、バケツに水を入れて、その中に金魚の入ったビニール袋を浮かべてベランダへ。これで水温が急に上下することはなくなるだろう。今日の夜か明日の朝には、金魚をバケツに移すつもり。いずれ水草でも入れてやろう。本当は金魚鉢が欲しいんだけど、仕事部屋には置く場所がない。まったく色気のない部屋だ。
『X-ファイル』の解説書の続きをやる。今週からは試写が大量に控えているので、平日はほとんど解説書の仕事ができないと思う。週末にできるだけ稼いでおくしかない。とはいえひどく疲れていて、夕方から少し寝てしまう。連休疲れが今日になって出たのかな。7時前に起きて簡単な食事。飯を炊いて魚を焼いてみそ汁を作る。その後とりあえず1話分のストーリーと解説を書いた。残るは連続ものの2話分。インターネットで解説用の調べものをする。
5月8日(月)
午前中にメルマガの編集作業。最近はメルマガに掲載する作品のページに、バナー広告を付けるようにしている。そのため編集作業と共にページの手直しも行っているので、少し時間がかかるようになってしまった。メルマガ編集が一段落した時点で、自分のページのバナー広告も作る。最初はアニメーションGIFも考えたけれど、労力のわりに効果がないと考えて1枚絵にしてしまった。これはPlazagiaxのためのバナー広告です。
午後は京橋で映画3本立て。まずはユアン・マクレガー主演の『マネートレーダー/銀行崩壊』で、数年前にベアリングズ銀行が倒産した事件の映画化。ちょっと面白い。2本目は『科学者として』というドキュメンタリー映画で、映画の後には出演者と監督を交えた質疑応答もあった。3本目はウィンターボトムの新作『ひかりのまち』。僕としては今までのウィンターボトム作品の中で一番好きな映画かもしれない。
帰宅して感想を2本分書き上げてページを更新。ホームページのファンだという女の子から電話あった。
5月9日(火)
メルマガ用の広告が配信されてきたので、午前中にメルマガの体裁を整えて配信予約。昨日観た映画のうち残る1本の感想も書いてしまう。ページの読者から「先物取引もデリバリブの一種」と指摘を受けて、『マネートレーダー/銀行崩壊』の感想を一部書き換える。ホームページはこうしてどんどん後から直せるのがいい。これが印刷物だと「うわ〜」と思うような失敗もそのまま残ってしまうからなぁ……。
午後は京橋で『ヒューマン・トラフィック』というイギリス映画を観たが、いまひとつピンと来なかった。むこうのクラブ文化のようなものがわからないと、主人公たちの行動パターンが飲み込めないのかなぁ。それ以前の問題のような気もするけど。ちょっと乗れないな。その後、東銀座で『ブラウンズ・レクイエム』。ジェームズ・エルロイ原作の探偵映画だが、あえて古い探偵映画のスタイルを踏襲していたら、本当にただ古くさい映画になってしまったという感じ。簡単に食事して渋谷に移動。『モジュレーション』というテクノ音楽についてのドキュメンタリー映画。この映画を観てから『ヒューマン・トラフィック』を観ればよかった。ハウス、レイブ、ジャングルという'90年代テクノ・ミュージックの歴史を踏まえながら、それらが媒介したクラブ文化についても紹介している。僕のような門外漢が観ても「ふ〜ん」という感慨しかありませんが、好きな人が観ればはまるかもね。
帰りにカメラ屋で録音用のMDを買い、ついでに電話やFAXのカタログを数冊もらってきた。最近の電話やFAXはずいぶんと便利になっているのですね。もっぱらナンバーディスプレイのおかげだけど。昨夜の電話で思ったんだけど、例えば僕のようなホームページの作者と直接電話で話したいと思う人って、どのぐらいいるのかな? いっそのことPHSをもう1台買って、そちらの番号はホームページで公開してしまうとどうなるのか。あるいは相手の番号を教えてもらうことを条件にこちらの番号を教えるとか(それじゃ単なる番号交換だ)。メール交換も便利だけれど、やはり味気ない面もある。肉声の方が生々しいし、楽な面もあると思うけどね。
仕事場に戻ったら金魚が一匹死んでました。そもそも持ち帰ったときから病気だったからなぁ……。でも僕のように殺風景な部屋でひとりで仕事をしていると、バケツの中で金魚が数匹泳いでいるだけでも何となくホッとするものです。そのうち金魚鉢でも買ってきて、きちんと金魚を飼おうと思います。それまで残りの金魚が生きているとは思えないけどね。渋谷の本屋で『乱気流/グランドコントロール』と『ワイルドライフ』の中古ビデオを購入。買ったってどうせ見やしないんだろうけど、どちらも好きな映画なので「ひょっとしたら」と思って買ってしまった。1本が500円。安いんです。
5月10日(水)
午前中に昨日観た映画の感想を3本ともまとめてしまう。午後は新橋まで『暗戦/デッドエンド』という香港映画。一応はアンディ・ラウが主演なのかもしれないけど、刑事役のラウ・チンワンが格好いいなぁ。監督は『ロンゲストナイト』『ヒーロー・ネバー・ダイ』のジョニー・トゥ。仕事の打ち合わせの連絡をしなければならなかったのだが、連絡先を書いた物を持ち合わせていなかったので一度仕事場に戻ることにした。電話したら相手が留守だったのでメールとファックスで意向を伝える。くたびれ果てて、今日の試写はこれで終わりにしてしまった。金魚がまた1匹死んだ。今週中に全部死ぬだろう。夕方に借りていたCDを図書館まで返しに行く。
17歳のバスジャック犯は犯行声明をインターネットに残していたそうな。そのうち犯行現場からインターネットに生中継する犯人も現れそうだな。ノートパソコンとデジカムがあれば、動画をほぼリアルタイムに配信することだって可能だぞ。おそらく数年以内に、インターネットを使って自分たちのメッセージをリアルタイム配信するテロリストが現れるだろう。
フランス映画祭横浜のタイムスケジュールが決まったので手帳に簡単な予定を書き込んだのだが、今年は例年にも増してハードな強行軍。初日が5本、2日目が4本、3日目が6本、最終日が短編集を含めて6本の上映予定になっている。3日目は最後の映画が終わるのがおそらく夜の11時半頃。もう誰も帰る電車がないぞ。映画の最中にばらばらと客が帰っていくのは目に見えている。最終日なんてある意味ではもっとハード。何しろ映画と映画の間隔がそれぞれ10分ぐらいしかない。この間に客の出し入れ、舞台挨拶や客席との質疑応答などをやるってことか? そんなの絶対に無理だとおもうけど。結局はおせおせになってクロージングセレモニーの開始が遅れ、これも映画が全部終わると11時過ぎってことになるんじゃないのかな。もっとも終映が遅くなる映画は、どれも既に日本での配給会社が決まっている。余裕のない奴は帰れってことでしょうね。この映画祭は会期を5日間にすれば、ずいぶんとゆったりしたスケジュールになると思うけど、それができないのは予算の関係かな。
5月11日(木)
来年から4月29日の休日は「昭和の日」に改名され、「みどりの日」は5月4日に移動するそうだ。つい先日の日記に「みどりの日」の悪口を書いていたんだけど、同じ事を考えている人はやっぱり国会議員の中にも多かったんでしょうね。これで得体の知れない「国民の休日」がなくなるのも喜ばしい。
午前中は映画の感想書いたり、近くのコンビニで漫画を立ち読みしたりする。午後は土橋の地下で2本立て。1本目は『アム・アイ・ビューティフル?』というドイツ映画。最近流行の群衆劇で、姉妹を中心に物語を回していくあたりは『マイ・ハート,マイ・ラブ』に似てるかも。でもこっちの方がずいぶんと面白い。2本目は『天使の楽園』という、ゲイの男の子たちが出てくる日本映画。いい場面もいっぱいあるのに、全体のまとまりがイマイチ。省略するつもりなしに物語を端折って、やたらと難解な映画になってしまっている。新橋からバスで帰宅。ペットショップで金魚の水槽などを見て、思わず衝動買いしそうになってしまいました。待て待て、財布の現金が少ないぞ。少し研究してから、おそらくこの週末には買ってしまうと思うけどね。最初は昔ながらの金魚鉢を買おうとも思ったんだけど、ポンプなどもセットになっている水槽の方が値頃感がある。
郵便受けに数日遅れで「TOKYO1週間」の最新号が届いている。映画のページがまた少しだけ増えたようだ。でもそんなことはどうでもいい。問題は今回のビール特集。あ〜、ビール飲みたい!
5月12日(金)
午前中に映画の感想を書いてしまう。午後は徳間ホールでティム・ロスの監督デビュー作『素肌の涙』の試写。う〜ん暗い。でもいい映画だと思う。けどやっぱり、あまり一般受けはしない映画だと思う。ヒロインの女の子が可愛い。美人じゃないけど、目つきがなかなかいいです。
夕方からポニーキャニオンで仕事の打ち合わせ。今回はテレビの仕事。なんで僕に声が掛かったのかいまだによくわからないんだけど、映画関連でありさえすれば仕事を断らない主義なので、のこのこと会議に参加していた。それなりに面白そうな仕事ではある。これがきっかけで、仕事の守備範囲が少しずつ広がっていくといいんですけどね。ちなみにテレビの仕事といっても、僕がテレビに出演するわけではありません。番組の企画部分など裏方を手伝うことになりそうです。帰宅途中に銀座で金魚の水槽を見てくる。近所で買った方がリーズナブルな値段になりそう。
5月13日(土)
結構仕事がたまっているので順番に片づけていく。メンズ・ウォーカーの「話題作ミシュラン」と、新潟Week!の「エイガここだけの話」の原稿を入れる。しばらくしたら後者の編集者からメールが来て、「できれば全国公開の映画にしてほしい」とクレームが付いた。『サイダーハウス・ルール』や『シーズ・オール・ザット』は、新潟じゃ公開しないのかね? 東京にいると地方の映画事情がまったくわからなくて困ってしまうよ。
昼前に近所のペットショップに金魚の水槽を買いに行く。35センチの水槽セットに砂と水草も買ったら3600円ぐらい。1日は水槽に水を入れてカルキ抜きをするので、今日は金魚を買わずに帰る。部屋に戻って水槽に水を入れたら、思いの外たっぷりと水が入ってびっくり。ざっと計算しても14リットルぐらいの水が入っている。砂が1.5キロあって水槽自体の重さもあるから、全部で17キロぐらいあるのかも。水を張った水槽に金魚藻を入れると、藻に付いていた小さな巻き貝がガラス面に沿って水面に上がってくる。水のカルキ分から逃げるためかな。
『X-ファイル』の残りのビデオが到着。これも再来週の始めには入稿なので、急がなければならない。とりあえず金曜日に観た映画の感想を書き上げ、WEB用に依頼されている原稿を書いて入稿したら、もう夜の12時。到着したばかりの『X-ファイル』のビデオを見て寝る。
5月14日(日)
朝食もとらずにCSに行って、帰宅してからも食事をしないまま昼寝。夕方ペットショップで金魚とエサを買ってきて水槽に入れ、簡単に食事をしてから原稿を書き始める。『X-ファイル』の解説を2話分書いてしまう。今回は得意分野だったし資料もあるので、あまり時間もかからずに書けてしまう。
ところで金魚ですけど、前回の金魚すくいのものとちがって今回のは元気です。事前に水槽も用意しておいたし、金魚すくいの金魚のように傷ついてもいないし弱ってもいない。水槽に入れたらさかんに底の砂をつついたりしていました。たぶん今度は簡単には死なないと思う。水草に付いていた小さな貝は、あっという間にいなくなってしまいました。たぶん金魚が食べちゃったんだね。雑食性で何でも食べるとは知っていたけど、結構獰猛な奴じゃん。ただ僕はけっこう夜更かしして仕事をするので、夜は水槽に何かカバーを掛けておいた方がいいのかなぁ。金魚が寝不足になるのではと心配。金魚関連のホームページがいくつかあるので、今度そこに質問のメールでも出してみようかしら。
5月15日(月)
午前中にメルマガの編集その他、いつもの月曜日の仕事を済ませる。午後は松竹で『シーズ・オール・ザット』を観る。これで2回目。やっぱり面白いじゃん。3時半からは東映で的場浩司主演の『突破者太陽傳』。これも面白い。最近の的場浩司主演映画の中ではダントツじゃないだろうか。東映を出たら雨。結構降っている。自転車は明日回収することにして、簡単な夕食。6時半からテレビ番組の打ち合わせ。ほとんどが番組のフォーマットに関する話だったので、僕が口をはさむ余地はほとんどない。代理店を交えての打ち合わせが一通り終わった後、製作側のスタッフと簡単に企画について話をする。終わったのは9時過ぎかな……。
5月16日(火)
昨日は観た映画の感想を1本も書かなかったので本来なら今日の午前中にその作業をしなければならないのだが、今日は午前中から松竹で『すずらん』の試写。これがひどくつまらなくてガッカリしてしまった。試写室で知り合いのライターに会ったので一緒に食事。最近観た映画では『ジュブナイル』が面白かったという点で意見が一致する。東映の前で自転車を回収し、ソニーに『スチュアート・リトル』を観に行く。これは子供だましの映画だった。ネズミのCGはよくできているのかもしれないけれど、トレーナーが訓練した本物のネコにはかなわないよ。3本目はヘラルドで『ロスト・サン』というサスペンス映画。前に観ている2本があんまりなので、この程度の映画でも大傑作に見える。いや、実際に面白いんですけどね。本日4本目は東映で『ピンチランナー』の公開直前試写。たぶん今年これまでに観た映画の中で、もっともつまらない作品だと断言できるカス映画。クライマックスがビデオ撮りとは、観客なめとんのか!
仕事場に戻ってメルマガの再編集作業と配信予約のやり直し。今夜中に『ピンチランナー』の感想を書いてしまわなければ……。
5月17日(水)
メルマガの購読者数が急に増えた。先週から1週間で200人も増えている。理由は不明。一時期購読者数が伸び悩んでいたのだが、間もなく購読者数は5000人に達するだろう。個人が発行しているメルマガとしては多い方かもしれない。映画関係のメルマガとしてはまだまだだけど……。
午前中にたまっている映画の感想を書いてしまう。それでも1本手つかずで残った。こうしてまた週末にしわ寄せされていくんだよなぁ……。午後はブエナビスタで2本。1本目はマドンナ主演の『2番目に幸せなこと』。どうってことない映画で、特に後半はあまりいい出来だと思えないのですが、身につまされる場面が多くて涙が出そうになってしまった。2本目は『ティガー・ムービー/プーさんの贈りもの』。これはダメ。寝てしまった。例によって簡単に夕食を食べて、京橋でピアーズ・ブロスナンが製作・出演した『ネフュー』というアイルランド映画を観る。導入部は面白いんだけど、この映画も後半は甘くなる。最初から最後まで面白い映画というのは、なかなか難しいものです。
金魚の水槽の水が汚れているので、今週末は水槽の掃除をすることに決めた。とりあえず汚れた水の中では金魚が可哀想なので、汲み置きにしていた水のバケツに金魚を全部移してしまう。薄暗い室内に水槽が置いてあるので水草が枯れてしまい、それが水をすぐに汚す原因になっているのかな。それとも単純に、エサのやり過ぎなんだろうか。とりあえず金魚は明日から2,3日絶食。明日か明後日にはペットショップで水換え用のポンプを買ってこなくては。予備のバケツも必要だし、できれば水槽にライトも付けたい。こうして出費がどんどん増えていくなぁ……。まぁ生き物を飼うんだからしょうがないけど。
5月18日(木)
午前中に映画の感想を一通り書き終えて、午後は試写を3本。午前中は少し雨が降っていたが昼から止んだので、すべて自転車移動だ。1本目はソニーで『エルモと毛布の大冒険』という「セサミストリート」のキャラクターが登場するファンタジー映画。子供向きではあるけれど、きちんと作ってあって「子供だまし」という感じはしない。ここ数日で『スチュアート・リトル』『ティガー・ムービー』など子供向け映画を何本か観ているが、その中では一番面白かった。でもまぁ、他人にお勧めするようなレベルではない。2本目はUIPで『エドTV』。映画はものすごく面白かったのに、試写室の映写機はピントがずっとずれたままで非常にイライラさせられた。映画の後で宣伝部の人にもその点を指摘したのだが、「最後の方でちょっとそんなことがあったみたいですね」と答えるだけ。ここは場末の映画館か? 試写室ではいつもベストコンディションで映画を観せる努力をしてほしいよ。こんなひどい映写環境では、何のための試写なんだかよくわからない。何しろ役者の表情が見えないぐらいにピントがボケボケなんだからさ。試写に来ていた他の人たちも、まったく文句を言わずに帰ってしまうのだからひどいね。タダで観せていただいているから文句は言わないでおこうということか? 映画の内容以前の問題として、非常に腹立たしい2時間3分だった。3本目は東宝東和で『ルール』。都市伝説が現実化するというホラー映画だが、まったく恐くないよ。都市伝説ネタなら『ラストサマー』シリーズの方が面白いね。
デパートのペットショップで水槽の水換え用ホースを買ったので、仕事場に戻ってから金魚の水槽の水換えをする。現在金魚はベランダのバケツの中で元気に泳いでます。数千円を払った水槽より、100円のバケツの方が快適そうなんだから皮肉なもんです。こうなったら水槽を徹底改造だ。週末にはランプも買おうと思っている。大きな出費はここまでにしておきたいけど、乗りかかった船です。
5月19日(金)
午前中に本来なら前日締切の原稿を仕上げてメールで入稿。この入稿先も、今回の原稿が最後になりそうだ。また仕事が減ってしまった。といっても、こことの仕事は3ヶ月しかなかったけどね。仕事優先なので映画の感想は書けずじまい。また作業がたまっていく。
午後は京橋のメディアボックスで『サルサ』を観る。これは楽しい映画でした。音楽映画で演奏シーンもノリノリ、女の子も可愛いしダンスも抜群。話はどうでもいい。音楽とダンスさえあればそれで満足です。2本目はソニーで『ゴンゾ宇宙に帰る』というマペットものの映画。話が『ティーガー・ムービー/プーさんの贈りもの』とほとんど同じなんですけど……。本来はこのあと五反田でもう1本試写を観る予定だったのだが、くたびれ果てていたのと時間が結構タイトになってきたのでこれは別日に回すことにする。
5月20日(土)
午前中に新潟Week!用の原稿を書いて入稿。その後はたまっていた映画の感想文をせっせとまとめるが、あまり面白い映画もないのではかどらず、夕方までかかってしまう。外は雨。今日は一歩も外に出なかった。
5月21日(日)
午前中はほとんど寝ていた。どうもシャキッとしない。昼過ぎに近所のペットショップで水槽用のランプを買う。水槽の中に水草を適当にレイアウトして、金魚をバケツから水槽に戻して、ランプをつけて出来上がり。これはいい。ランプがつくと金魚の赤い色が映えます。これで金魚関係の出費はだいたい終わりで、あとは秋になってからヒーターを購入するぐらいだと思う。こんなことなら、最初から熱帯魚用の水槽セットを購入すればよかった。これから金魚を飼おうとしている人には、絶対に熱帯魚用のセットをオススメします。結局後からランプだのヒーターだの買うことになるんだからね……。
午後は『X-ファイル』の解説を仕上げにかかる。明日締切だけど、たぶん間に合うと思う。今回は第8シーズンの製作が決定したというニュースもあるので、とりあえずそのへんで総論をゴチャゴチャと……。でもこんな話、LDを買うようなファンなら誰だって知ってるんだろうけどね。
5月22日(月)
部屋の金魚の具合が良くないので、昨晩から薬浴中。今朝から水槽の水にも薬を入れて、そちらに金魚を移す。水槽の水が青くなって、そこにランプの光が当たるとそれなりにきれい。でも金魚が青い水の中で泳ぐと、なんだか黒ずんで見える。
午前中に仕事の原稿を書いて、その後はメルマガの編集。今週末は公開作が多いので、ものすごく時間がかかってしまった。広告が送られてきたのが夜なので、夜になって最終的なとりまとめと配信予約。午後は東宝で『クロスファイア』を観た。自転車をすっ飛ばしていったので汗だく。映画美学校で『パンと植木鉢』『ギャベ』という2本のイラン映画を観るはずだったのだが、体の具合が悪くなって『パンと植木鉢』が終わった時点で帰ってきてしまった。じつはこの映画も半分以上寝てしまったので、後日改めて観るため追加試写の案内をもらってきた。
帰宅して金魚の水槽を見たら、朝は青かったのが薄い緑色になっていた。このまま放置すると、やがて水が透明になるのかな……。この日は早めに寝る。風邪かなぁ。
5月23日(火)
たっぷり寝て気分爽快。今日は蒸し暑くなるという話なので、メガネをやめてコンタクトにする。汗かきなので、メガネだとそれだけで結構たいへんなの。そんなわけで夏はコンタクトです。面倒くさいけどね。午前中に散髪に行って髪をバサバサ切る。あ〜すっきり。昨年馴染みの床屋が店を閉めてしまったので、現在は近所の床屋をあちこち回っている。髪型にいちいち注文を付けず「短くしてくれ」と言うだけなので、いちいち仕上がりが違うのが面白い。絶対にやり直しのきかないスリルがある。来月はまた別のところに行ってみようと思う。そのうち、いい床屋が見つかるだろう。
午後は近所のソニー試写室で君塚匠監督の『月』を観る。前作『おしまいの日』がダメだったので今回はどうかと思ったら、これが意外にも普通の映画でかえって拍子抜け。でも、あのオチは違うんじゃないのかなぁ……。
映画の後は千駄ヶ谷で、WEBについての打ち合わせ。「映画瓦版」に対するスポンサー契約のようなものだ。最近gaiaxのサーバに引っ越したばかりの「映画瓦版」だが、近々また別のサーバに引っ越すかもしれない。gaiaxもそうだが、最近はインターネット上の優良コンテンツを、企業が自社コンテンツの一部として囲い込むのがブームになっているようだ。帰宅してメールをチェックしたら、別の会社からも業務提携の話が来ていたことがそれを裏付ける。どこも考えることは同じなんだよね。こうした企業による優良コンテンツの囲い込みは数年前から一部で行われていたようですが、最近のインターネットバブルでその恩恵が僕のところまで回ってきたようだ。ただしこれは「バブル」なので、どこまで勢いが続くかわからない。僕としてはバブルがはじけたときの用心だけはしておくつもり。
5月24日(水)
午前中に資料の整理。コピー配布のプレス資料をスキャナで読み込んでいくという単純作業。時間ばかりかかるのだが、やらないと資料が山のように増えてしまう。こういう単純作業を、バイトなどに任せられる身分になりたいものだ。午後は渋谷のアップリンクで『新しい神様』というドキュメンタリー映画。これはなかなか面白かった。カメラのドイでメスカップを購入。本来の用途は写真の薬剤を希釈するためのものですが、僕はこれを金魚用に使います。薬浴のために薬剤を希釈するのに使う予定。銀座線で京橋に戻って、美学校で『オルフェ』というブラジル映画と、『ディル・セ/心から』というシャールク・カーン主演のインド映画。どちらも音楽がふんだんに盛り込まれているけれど、どちらもイマイチかなぁ……。
帰宅して水槽を見たら、水草がだいぶ伸びて一部は水面に達しそうになっている。今朝見たときは、まだ水面まで1センチぐらい余裕があったと思うんだけど。そうこうしているうちに、一番成長の早い水草の1本が、ついに水面から少し頭を出した。金魚藻の成長が早いとは聞いていましたが、こうして実際に目の当たりにするとびっくりする。
5月25日(木)
午前中は映画の感想を書いて、ホームページの更新。テレビの仕事用にレンタルビデオのランキングに少し目を通す。午後はシネカノンでエリック・ゾンカの『さよならS』の試写。1時間強の作品だが、これはなかなか面白かった。少年犯罪グループの話なので、今の日本にも通じる話かもしれない。相変わらずゾンカ監督の演出は「痛い!」のだ。2本目は松竹で『レインディア・ゲーム』。ジョン・フランケンハイマーのクライム・サスペンス映画。最後までオチが読めなくてマゴマゴしてしまいました。主演はベン・アフレック。3本目もベン・アフレック主演で『ドグマ』。この映画は全国公開なのですが、僕のようなキリスト教オタク以外には誰が面白がるんでしょうね。キリスト教をネタにしたパロディとギャグがてんこ盛りのコメディ映画だけど、もとになるキリスト教の知識がなかったら面白くもおかしくもないんじゃないだろうか。主演が人気のアフレックとマット・デイモンだから、それだけで女の子客を呼べるという計算なんだろうか。そんなに甘いもんじゃないと思うけどなぁ。
5月26日(金)
午後一番の試写に間に合いそうもなかったのでこれをパス。3時半から松竹で『リプリー』の試写。昨日の『ドグマ』に続いてマット・デイモンの主演作だ。『太陽がいっぱい』のリメイクというか、同じ原作の再映画化だが、こんな映画が全国公開される時代になったんですねぇ……。ゲイ映画ですけど、あまりデキはよくないなぁ。7時からはGAGAで『TATARI』。『ホーンティング』と同じ幽霊屋敷映画だけれど、とにかく不快で気持ちの悪い映画。僕は途中で頭がクラクラして、気持ちが悪くなってしまいました。「とにかく恐い映画が観たい!」という人にはお勧めの映画。遊園地のお化け屋敷の5倍は楽しめます。
5月27日(土)
昼間は情報誌用のコラムを書いた後、資料整理のためスキャナと格闘。夕方から時代劇フォーラムの『どら平太』オフのため新宿へ。久しぶりに飲んだ。
5月28日(日)
二日酔い気味の痛む頭を抱えて7時過ぎにフラフラと起きあがり、アスピリンを飲み、シャワーを浴び、吐き気を抑えつけながら出かける。朝まで雨が降っていたようだが、空は明るくなり始めている。午前中はCS。戻って来てから近所の公園で少し過ごし、弁当屋で買ってきた弁当をビールで胃袋に流し込んだあとは昼寝。こんなことしているから太るんだ。起きてから夕食を食べ、風呂に入り、仕事場に戻って試写状の整理。最近試写が多くて、スケジュール帳がぎっしり埋まっている。
5月29日(月)
午前中にメルマガの編集。午後は京橋で『ポルノグラフィックな関係』という中年のセックスを描いたフランス映画(実際には数カ国の合作だけど)を観て、その後ヘラルドで10代のセックスを描いた『アメリカン・パイ』を観る。どちらも面白かった。特に後者には大いに笑わせてもらいました。夕方から京橋に戻って『ギャベ』と『パンと植木鉢』を観る。面白いけれど、難解だと思う人もいるかも。
5月30日(火)
午前中は前日に観た映画の感想を書いていたのだが、4本中2本しか書けなかった。午後はヘラルドで『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』の試写。かわいいけど、前作ほどのインパクトはない。でも、かわいい。映画の後は神谷町でテレビ番組制作の打ち合わせ。なんだかんだで3時間も話し込む。別に無駄話をしていたわけではないんだけど、打ち合わせってのはなんでこんなに時間がかかるものなのか。仕事の分担を決めて、僕のやる仕事もだいたいの分量が見えた。問題は時間が余りないこと。この週末はこの仕事で埋まるだろう。6時過ぎに打ち合わせがようやく終わったので、御成門の駅から五反田まで出て『グラディエーター』の試写。リドリー・スコットが古代ローマを舞台に描く2時間半の復讐劇。ラストシーンを観て「あんな馬鹿な皇帝がいるはずない」と思っていたのですが、帰宅してから百科事典を見ると、モデルとなった本人も似たようなことをしていたことが判明。もちろん史実通りではないけれど……。試写室で一緒になったライターと駅のそばで食事してから帰宅。テレビ番組用の資料を揃え、シャワーを浴びて寝てしまう。
5月31日(水)
午前中に『千里眼』の試写を観ようと思っていたのだが、部屋を出るのが遅れたので午後に回し、午後に予定されていた岩波の試写を別日に変更。午前中は部屋で感想文のまとめをやる。午後は東映で1本立て。1本は『千里眼』で、かなり出鱈目な映画。もう1本は小柳ルミ子の『TOMOKO/もっとも危険な女』で、さらに出鱈目な映画。今日の映画はこの2本のみ。かなりトホホな1日になってしまった。最近は東映で面白い映画の試写を観たことがない。『デジモン』に期待するしかないのかなぁ……。
帰宅するまえに近所のスーパーで買い物を済ませ、夜は感想文を全部書いてしまう。