2001年2月の出来事

2月1日(木)
 午前中に映画の感想少し書く。金魚の水槽の水換え。だいぶ水質が悪くなっているので、これでダメなら一度全部水を入れ替えなければならないかもしれない。
 午後は渋谷でラジニカーント主演の『パダヤッパ』というミュージカル映画。その後、夜は丸の内プラゼールで『ショコラ』の試写を観る。映画の後で、来場者に小さなチョコのおみやげ付き。

2月2日(金)
 午前中に映画の感想を3本書いてしまう。少しだらだらやっていたら、結構時間がかかってしまった。午後は3時から日活で『殺しの烙印』の試写。じつは3時過ぎてから試写室に到着したのだが、特集の予告編があったので本編にはぎりぎりで間に合った。この映画は今観ても、やっぱりわけわかんないと思うけどなぁ……。
 2本目はTCCで『エージェント・レッド』というドルフ・ラングレン主演のB級映画。これがどうしようもなくショボイ映画で、ショボイだけならまだしも相当に頭の悪い映画。中途半端に馬鹿な映画ではないので、逆に痛快だったりする。こんな映画をぬけぬけと作ってちゃんと商売になるんだから、アメリカという国はすごいよなぁ。
 帰りに新橋のキムラヤでPHS用のUSB接続ケーブルを購入。PHSを使った通信環境を、少し改善しようと思う。帰宅して早速ソフトをインストールしたりする。使い勝手がまだうまくつかめないけれど……。

2月3日(土)
 一日中部屋で仕事。午後に友達が訪ねてきたので月島で簡単に食事。夕方以降、また仕事。

2月4日(日)
 午前中にCS。金魚水槽の水換え。食事の後はまた仕事。夜に一段落して近所に食事に出る。

2月5日(月)
 朝起きたら喉がひどく痛い。風邪だと思うけれど、ひょっとしたら花粉症かも。
 午前中は仕事を仕上げて入稿。『デッドゾーン』の解説。我ながらまとまりの悪い文章だと思うけれど、映画への思い入れが強すぎてうまくまとめられない。午後はTCCで『詩人の恋』という香港映画だけれど、これがひどく退屈な作品だった。ちょっとウトウトしてしまう。渋谷に移動して『こどものそら』というドキュメンタリー映画。これも途中でウトウトしてしまった。ちょっと疲れているのかもしれない。

2月6日(火)
 喉の痛みに加えて頭痛もする。熱はないから、やっぱりアレルギーかなぁ。
 午前中にメルマガの編集作業と送信予約。11時から映画美学校で『SELF AND OTHERS』というドキュメンタリー映画。午後はGAGAで『背信の行方』。その後東宝で『サトラレ』を観る。1日3本観ても、どうにもピリッとしない日だった。『サトラレ』は普通の映画なのに、普通の映画では許されない上映時間がある。この程度の話なら1時間40分ぐらいで撮らないとなぁ。
 映画の後、初対面の友人と会ってビアホールへ。

2月7日(水)
 体調はやはり悪い。一応は鼻炎の薬を飲んだのだが、これは眠くなる副作用がある。午後は徳間ホールで『I.K.U.』の試写を観たのだが、薬の影響かずっとウトウトしていた。この試写は舞台挨拶付きだったのだが、これに以外と時間がかかり、3時半からの試写に間に合わなくなってしまった。仕方ないので時間をつぶして夕方6時からの試写だけ観ようとも思ったのだが、どうにも体調が悪いので帰宅して寝ることに決めた。
 どうもアレルギー性鼻炎ではなく、やはり風邪のような気がする。咳も出るし、頭痛もするし、吐き気もある。ただし食欲はあるし、熱もないんだけどね。

2月8日(木)
 午前中に映画の感想書き上げて、午後はUIPで『キャスト・アウェイ』の試写。15分ほど前に到着したのだが、ものすごく混んでいた。2時間半近い上映時間は確かに長いけれど、いい映画だと思う。
 この試写が長いので3時半から別の試写に行くというわけにもいかず、少し時間をつぶすことになる。まずは京橋税務署に行って確定申告の用紙をもらってくる。たいてい描き損じが出るので、2セットをカバンに放り込む。その後、近くの理髪店で散髪。ものは試しと10分千円の店に入ってみたのだが、短い髪は苦手のようでひどいできになってしまった。刈り上げが下手くそなんだよなぁ。坊主頭がそのまま伸びたみたいな感じ。まぁ1ヶ月もすればまたどこかで切らなければならないので、今回はこれでもいいけどね。でもヘンだ。次からは3千円払って近所の理髪店で切ろうと思う。
 夕方からは松竹で『ハード・デイズ・ナイト』(『ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!』)の試写。これは以前、友人からLDを借りて見た記憶があったんだけど、違ったかなぁ……。僕はこの次の『HELP! 四人はアイドル』の方が印象が強い。じつは僕、ビートルズのファンでもないのに'64年公開の『ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!』の劇場パンフというものをなぜか持っている。人名表記が「リンゴー・スター」だったり「ブライアン・エプシュタイン」だったりするのが時代を感じさせる。ストーリー紹介もなかなかのもの。面白いなぁ。

2月9日(金)
 午前中に映画の感想を書くが、あまりはかどらない。体調がかなり悪いのだ。
 午後は東映で『死びとの恋わずらい』を観る。『富江』以降の伊藤潤二原作映画の中では、一番まともなできになっていると思うけれど、最近僕は「伊藤潤二原作」と聞くとそれだけでハチャメチャでデタラメな内容の映画を期待するようになっていて……。逆にこう正攻法でこられると、物足りなくなってしまったりするんだよなぁ。2本目の試写は試写状不携帯を理由に入場を断られたので、本屋に寄ってから早めに帰宅。夕方からもう1本試写の予定を入れていたのだが、吐き気と頭痛がひどいのでついでにこれもパスしてしまった。熱を計っても平熱以上にはなっていないんだけど、これはやっぱり風邪だろうなぁ。
 試写の入場を断られる件については、「メルマガで上映作品の完全網羅ができなくなるなぁ」という以外の不便さは特に感じていない。パブリシティのメリットがなければ、映画会社が(自称)批評家に映画を観せる義務なんてないしね。僕が批評家を名乗りつづける以上は、こうしたことが今後も増えてくるんだろうなぁ。映画を批評するだけなら試写室で観る必要はないわけだけれど、試写室で観ないと映画紹介記事を書くライターとしての仕事には差し支えるし……。このへんは僕にとって今年のテーマかも。最終的にはすべての映画を映画館で観て批評をし、それでなおかつ収入も得られればベスト。でも今の日本じゃ映画批評だけで食べて行けないような気もするしなぁ。

2月10日(土)
 体調はだいぶ持ち直してきたが、まだ本調子には遠い。薬が効いているというだけの話かもしれない。
 新潟Week!用に『キャスト・アウェイ』がらみで原稿を書く。この雑誌のコラムは毎回僕が勝手に映画を選んで勝手な原稿を入稿し、それがそのまま誌面に出てしまうというもの。いい加減なのか信頼されているのか、入稿した翌週にはもう印刷されて発売される。映画紹介ではなく、かといって映画批評でもなく、映画周辺の話題について思うことや調べたことを書いている。現時点でこの仕事が一番面白いかなぁ……。ただし読者の反響はまったくない。原稿がどう評価されているのかまったくわからないというのは、結構おっかないかも。
 「鞍馬天狗・新東京絵図」読了。「聖母マリアの系譜」(内藤道雄/八坂書房)を読み始める。

2月11日(建国記念の日 日)
 近所の公園で区の主催する「雪祭り」というイベントがあったので出かける。うどん、もち、芋煮鍋、五目飯、しるこ、その他、食事関係が全部無料で振る舞われる。中央区ってこんなに人がいるんだなぁと思うほど、ものすごい人の数だった。
 夕方から手つかずで残っている映画の感想を2本書いてしまい、DDI用のコンテンツ原稿を入稿してしまう。今週末の見ものは何だ? それは『処刑人』だ!
 明日は確定申告の書類を作らなきゃ。あ〜、考えるだけで気が重い。面倒なんだよなぁ。

2月12日(振替休日・月)
 朝から確定申告の申告書を作っていたのだが、支払調書が何通か足りないことに気付いた。16日に受付が始まったらいの一番に提出しようと思ってたんだけど、ひょっとしたら来週にずれ込むかも。
 夕食にしめじのスパゲティを作って食べた。美味い。ほうれん草とベーコンのスパゲティ、アサリのスパゲティ、しめじのスパゲティだけだったら、僕はプロに負けないと思う。簡単なのばかりだな。ペペロンチーノとかカルボナーラは、今ひとつ要領がわからない。

2月13日(火)
 午前中はメルマガの編集と配信手続き。午後はTCCで『マネー・ゲーム』。先日観た『エージェント・レッド』と同じ「激闘!バトル映画祭」の中の1本だが、これはすごくちゃんとした映画だった。配役も豪華。2本目はワーナーで『プルーフ・オブ・ライフ』。前の試写が遅れたという理由で、3時45分頃からの上映になった。2時間15分ぐらいある映画なので、終わりは6時過ぎ。南米でアメリカ企業の現地駐在員が誘拐されるという話で、ドラマは少し弱い点もあるのだが、物語のディテールは取材がしっかりされていてリアリティが感じられた。
 ハナマサで買物して帰宅。トマトソースとかサルサとかオリーブオイルとか、そんなものを買ってきた。

2月14日(水)
 午前中に映画の感想を書いてしまう。2本だから楽なもの。午後は映画美学校で『Candy Lover Girl』を観る。これは以前映画祭に『ラヴァー・ガール』というタイトルで出品された映画。原題は『Lover Girl』なのだが、邦題はそれに主人公の名前をくっつけた。2回観るといろいろアラも見えるけど、そんなに悪い映画でもない。アメリカの風俗産業で働く女たちの話だけれど、多少描写が生温いところもあるかな。台詞でごまかしているし。プレス資料と一緒に小袋に入ったジェリービーンズを配っていた。2本目は東宝で『ハリー、見知らぬ友人』。これはヒッチコックの『見知らぬ乗客』の後日談みたいで面白かった。ロバート・ウォーカーが交換殺人に成功していたら、ひょっとしてハリーみたいな男になったかもしれない。試写の後に配給会社の人がチョコを配っていた。今日はバレンタインデイ。3本目はTCCで『踊るのよ、フランチェスカ!』というミュージカル映画。安っぽい。怪しい。グロテスク。でも大好き! ミュージカル映画への愛情にあふれた作品。最近の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『恋の骨折り損』などより、この映画の方がよっぽど往年のミュージカルファンには嬉しい映画だと思う。

2月15日(木)
 午前中に映画の感想を書く。昨日からNIFTYのアクセスポイントが使えなくなったのでHi-Hoを使っていたのだが、NIFTYのホームページで確認してアクセスポイントの電話番号を変更。同時にNTTにも電話してiプランの接続先を変更する。映画瓦版を掲載しているサーバー運営会社からメールがあり、緊急メンテナンスでこの日の午前中からほぼ丸1日サーバーにアクセスできなくなるとの連絡。掲示板にその旨のお知らせを書き込み、MLでも参加者に連絡する。
 午後はTCCで『ゴッド・アーミーIII』の試写。シリーズ映画の3作目なので、物語のバックグラウンドがよくわからないが、ガブリエルだのネピリムだのマグダレーナだの、お馴染みの名前が続々登場するオカルト・アクション映画。シリーズを全部観ればそれなりに面白いのかなぁ……。ビデオ屋で前の作品を探してみようかな。2本目は映画美学校で松岡錠司の『アカシアの道』。これは地味だけどいい映画だった。渡辺美佐子のクソババアぶりが素晴らしい。夏川結衣の演技から生理的な焦燥感が感じられるとさらによかったんだけど、それは欲張りすぎかな。このあたりは脚本や台詞のやりとりで補っていたから、わかりにくいわけではない。
 京橋のOFFICE DEPOTでFAXの用紙とクリアファイルを買って帰る。帰宅してからメールの設定を変更。@niftyのアドレスで一本化してあったものをHi-Hoと2系統に振り分け、@nifty宛のメールはPHSに転送するようにした。これにあわせて、不要なメルマガの類をすべて購読中止にしたり、定期的な通知をHi-Ho側で受信できるようにしたりする。時間のかかる作業ではあったけれど、これでメールの使い勝手はずっとよくなるはず。何よりも、外出先で個人宛のメールが全部受けられるのは便利。H''は受信メールの長さが3,000文字程度なので、近日中にこれをfeel H''に機種変更して10,000文字までの受信に対応するつもり。こうすればまずたいていのメールは受信できるようになる。現在のPHSも昨年末に購入したんだけど、メールの使い勝手を考えてもう乗り換えだ。DDIは今キャンペーン中で機種変更手数料が無料だし、確定申告の計算をして戻ってくる税金の額もほぼわかったので、ちょっと気が大きくなっている。パナソニックのフリップタイプを狙っているのだが、まだ市場に出ていないようだ。

2月16日(金)
 午前中に映画の感想。午後は試写3本。堤幸彦の『CHINESE DINNER』は登場人物が3人だけという、まるで舞台劇のような密室サスペンス。カメラワークに工夫があって、1時間18分をしっかり見せる。これはビデオで見るより、絶対に映画館で観るべき映画だと思う。3時半からはGAGAで『Greenfingers』というイギリス映画。開放型刑務所に収監されている囚人たちがガーデニングの技術を身につけるという、実話をもとにしたヒューマンドラマ。『ブラス』のガーデニング版みたいな感じ。食事の後、徳間ホールでシリーズ第3弾『富江 re-birth。過去2作よりキャラクターの書き込みがしっかりしているのだが、面白いかというとそんなに……。
 試写会場で知り合いのコミック誌編集者に会ったので、そのまま新橋で飲む。帰宅は11時過ぎ。

2月17日(土)
 午前中から仕事の原稿書き。新潟の映画スケジュールをWEBで検索したりしていた。書いた原稿は『愛のコリーダ2000』だったりする。いろいろ調べたわりに、現行に盛り込まれる内容はわずか。まぁこれは物書き稼業の宿命ではある。LDやDVDの作品解説も、実際に書く量の5倍や10倍は調べるからなぁ。何も調べずに書いてるのは映画瓦版だけか……。午後に入稿。夕方に図書館に本を返しに行き(これも資料として借りていた本)、帰りにスーパーで買物。

2月18日(日)
 午前中はCS。昼前に帰って近所の公園へ。昼食はきのこの和風スパゲティ。その後、冷蔵庫の中に放置してあるリンゴでジャムを作ったりする。夕方に少し昼寝。

2月19日(月)
 土日にさぼったせいで、午前中から映画の感想文を書いたりする。他にメルマガの編集もある。今日は午後に3本の試写を観る予定だったが、それを後日に回し、夕方から1本だけ映画を観た。TCCで『幼なじみ』。これがかなりいい映画だった。帰宅して早めに寝る。なんだか昨日あたりから咳が出るようになった。風邪がぶり返したのか? 嫌だなぁ。

2月20日(火)
 午前中に映画の感想を書き、午後は試写を3本。まずは一番町で川島雄三の『あした来る人』。日活時代の恋愛映画で、画面の作りや演出がかなりアメリカ映画っぽい。2本目はシネカノンでシュヴァンクマイエルの初期短編集Aプログラム。3本目はGAGAでニコラス・ケイジとティア・レオニーの『天使のくれた時間』。これは『素晴らしき哉、人生』の逆パターンだけど、今はこっちの方が観客の共感を呼ぶかも。
 夕方あたりから体調最悪。セキも止まらないし、吐き気もする。食事の後は吐きそう。今夜会うはずだった編集者との待ち合わせをキャンセルに。帰宅して熱計ったら38.3度。どうりでフラフラするはずだ。シャレにならない……。今夜は早寝だ!

2月21日(水)
 朝起きて熱計ったら37.2度。まだ微熱が続いている。映画の感想をとりあえず全部まとめて、昼頃にもう一度熱を計ったら37度ちょうどぐらい。しょうがないのでやっぱり医者に行くことにする。ドナルド・リチーの短編映画も観たかったのだが、体調がこんなではしょうがない。医者に行ったら抗生物質は出してくれず、胃薬と整腸剤と解熱剤しかくれない。抗生剤を出さない主義なのかも。夕方から東宝東和で『ミリオンダラー・ホテル』の試写。ヴェンダースからはハリウッドコンプレックスが抜けたようだけれど、やっぱり僕の肌には合わない映画だなぁ。いろいろ面白い部分もあるし、興味深いエピソードやキャラクターは多いし、きれいなシーンもたくさんある。部分は印象に残るけど、1本の映画としてはボリュームに欠けるのかな。
 帰宅して早めに寝る。

2月22日(木)
 熱は下がらず相変わらず37度ぐらい。それでもごまかしながら映画の感想を書いたりする。午後はTCCでソクーロフの『モレク神』を観る。ヒトラーとエバ・ブラウンの山荘での逢瀬(?)を描く、ソクーロフ版『ヒットラーの春』。まぁまぁ面白い。3時過ぎにヘラルドの試写室に行ったら満員だったので、やむを得ず映画美学校で同じくソクーロフの『ドルチェ/優しく』を観る。なんとソクーロフの2本立て。なんかすごい1日になってしまった。映画の後簡単に食事して一度帰宅。夜はマリオンで『トラフィック』の完成披露試写だったが、これも満員で立ち見とのことなので帰ってきてしまった。微熱がある中、2時間半の立ち見はきつい。これは後日試写室で観ることにするけれど、これもまたヘラルド配給なのだ。今日はソクーロフを2本観て、ヘラルドの大作映画2本に振られた日となった。あ〜、疲れた。

2月23日(金)
 午前中に映画の感想を書く。午後は映画美学校で山本政志の『リムジン・ドライブ』。これがなかなかの快作であった。1時間半強の映画なのに、エピソードてんこ盛り。しかも未整理でゴチャゴチャした感じが残りながら、最後は無駄なエピソードが少しもないことに気付くという芸当を見せてくれる。日本のガングロギャルがニューヨークで大活躍という映画。日本語と英語がチャンポンになって飛び交う無国籍感覚。すっとぼけたユーモアもあれば、ハードなバイオレンスもある。
 映画の後ぽかんと夕方まで時間があいていたので、八重洲の大塚商会でホームページビルダーの入門書を買ってくる。このホームページを作っているHotallというソフトがそろそろ機能的に頭打ちなので、大手の別のソフトに乗り換えようかという魂胆。時間が余りにあいたので一度帰宅。夕方からまた外出するのが面倒なので、「風邪気味だし」ということを言い訳にして今日の試写は1本でおしまい。実際、夜にまた熱を計ったらまだ37度あったのだ。
 最近仕事らしい仕事をしていないので、古い名刺をひっくり返して昔仕事をしたことのある編集者などにメールを出す。企画はいろいろ持っているんだけど、待っているだけではどうしようもない。春から試写室通いも落ち着きそうなので、少し営業でもしてみようかなと思っている。今さら映画紹介なんてやっていてもダメ。じゃあ何をするかというアイデアはいくつかあるけれど、頭の中で考えていてもダメですね。企画書でも書いてみようかな。
 で、試写室通いが落ち着きそうな理由のひとつなのだが……。最近試写状の送付が止まっている某配給会社に問い合わせの電話もしたところ、映画瓦版に記事を書く限り試写には来てくれるなとのこと。なんでも映画瓦版の記事を読んで試写に行くか行かないかを判断する編集者やライターが少なからずおり、映画瓦版でネガティブな評価を受けると広告宣伝の妨げになるケースが多いのだという。その会社では宣伝会議で大問題になり、会社の方針として僕には試写状を寄越さないことに決めたらしい。担当者からは「映画公開まで記事を出さないのであれば試写状は出せる」と言われたが、この会社の作品だけ特別扱いすることもできないしなぁ……。結局この会社の試写は諦めるしかなさそうだ。
 今後はこういうケースが増えると思う。配給会社に媚びるつもりもないし、逆に開き直って横車を押すつもりもないので、試写状を出したくないという会社の作品については映画館に足を運ぶことになるだろう。そもそもこの3年余り、ほとんどすべての新作映画を試写室で観ていたというのが異常だったのだ。ただし試写が観られないと新作映画紹介の仕事に差し障りが出るので、そのへんで自分の首を絞めているような気もする。いっそ映画瓦版自体を有料化するか? ただしこれはどうやって課金するかというシステム上の問題が発生するので、いろいろと面倒くさくなりそうだけど……。来週「有料コンテンツ」を作っている編集者と会う予定なので、このあたりについてちょっと話を聞いてみようと思う。1ヶ月300円の購読料で1000人の読者が確保できれば、それで僕の生活なんて成り立ってしまうんだよね……。

2月24日(土)
 風邪は治らず、熱も下がらず、今日は頭痛までするというひどい状態。朝は8時頃まで寝て、頭痛をごまかしながらだらだらと仕事。新潟の仕事をやっつけて、昼食食べて、アスピリンを飲んで少し寝る。夕方起きて確定申告の申請書を全部仕上げて揃える。夕食食べて、残っていた映画の感想を書いてしまう。

2月25日(日)
 午前中にCS。午後からまた頭痛がしてきたので、夕方から少し寝る。熱は少し下がってきた。7時過ぎに起きて風呂に入り、夕食食べて簡単に企画書めいたものを作る。

2月26日(月)
 午前中から東映で《2001年春・東映アニメフェア》の試写。午後はGAGAで『マレーナ』。ブエナに移動して『タイタンズを忘れない』。どれも面白い映画でした。こんな日は珍しい。夕方から銀座で編集者と打ち合わせ。

2月27日(火)
 映画の感想文を3本書き、メルマガの編集と発行手続きを済ませ、先延ばしにしていた仕事の原稿を書いてしまう。夜は新宿で『ディスティニー・イン・スペース』の試写。

2月28日(水)
 午前中に映画の感想やメールの返信などを書く。新しい仕事用のテンプレートも作る。午後はヘラルドで『スターリングラード』の試写。その後渋谷で『ガリバント』の試写。松竹で『アタック・ザ・ガス・ステーション』を観るつもりだったが、時間に余裕がなくなったので本屋に寄ってから帰宅。「戦争を記憶する/広島・ホロコーストと現在」(講談社現代新書/藤原帰一)を購入。この本を読み終わるまでは「異端カタリ派」を読むのも中断だ。現在中断している本が何冊かあるなぁ……。
 今日はやたらと目がかゆい。クシャミも出る。いよいよ花粉症のシーズンか? 明日から3月。



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