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2003年1月の出来事
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1月1日(水・元旦)
体調悪くて1日中寝ていた。いやな正月だなぁ。1年のスタートとしては、たぶん相当に悪い部類に入ると思う。ただ寝ていても仕方がないので、見なければならないビデオをせっせと見ていく。まずはサイレント映画の『十誡』を全部見切ってしまう。その後、パゾリーニの『奇跡の丘』を全部見る。とりあえずはここまで。仕事も少しずつ進めなければ……。
1月2日(木)
薬は飲んでいるのだが体調は回復せず。朝からまたビデオをずっと見る。まずはリメイク版の『十戒』。その後はそのアニメ版リメイクの『プリンス・オブ・エジプト』。さらに『天地創造』に進む。とりあえずこれらを全部観れば、仕事に必要なノルマは達成。あとは関連作品として『聖衣』『ディミトリアスと闘士』『クォ・ヴァディス』などが手元にあり、図書館にはサイレント版の『ベン・ハー』を予約してある。なんだか熱っぽくて頭がフラフラしているところに、次から次にこうやって聖書ものの映画ばかり見ていると、なんだか頭がよけいにクラクラしてくるなぁ……。なにしろ出てくる出来事がいちいち大げさ。火の柱が出現して人馬を撃ち、大地は鳴動し、地割れが人や建物を飲み込み、海はまっぷたつに割れて人々を通し、また飲み込んでしまうといったありさま。
スペクタクル映画と言えば、グリフィスの『イントレランス』にもキリスト伝のバートがあるというので、図書館の資料を検索してみた。近くにあるようなので、これは正月休み明け早々にでも図書館に出向いて取ってこようと思う。
夕方からジョン・ヒューストンの『天地創造』をDVDで観はじめたのだが、これはヒューストン監督本人がノアを演じているだけでなく、ナレーターとして神や悪魔の声もすべて演じているところが面白い。この映画の中で、監督は周囲の嘲笑にもめげずに巨大プロジェクトを成功させる男(ノア)を演じると同時に、多くの男たちや女たちを自らの道具のように使い回し、時にはひどく理不尽な要求を突き付けて人間を苦しめる神を喜々として演じているように思える。これは映画監督にとって、やっぱりひとつの夢だろう。『天地創造』(というか旧約聖書)に登場する神があまりにも理不尽なことは、聖書読者やクリスチャンではない日本人がそう思うだけでなく、聖書に親しんでいる欧米諸国でも常識とされている。神が何を考えているかは人間にはわからない。人間はただそれに黙って従うしかない。従っていればおぼえめでたいし、逆らえば天罰がくだる。この独善的な神のドラマを、ジョン・ヒューストンが演出すると、神の無茶苦茶な降るまいにそれなりの説得力が生まれてしまうという面白さ。『天地創造』は旧約聖書の映画化云々というレベルで語られるのではなく、「ジョン・ヒューストンが神様になった映画」として解釈した方がスッキリするように思う。おそらく監督はこの映画の中で、神の意図がわからず右往左往し苦しむ人間たちより、人間たちを苦しめる神の側に感情移入しているはず。劇中の描写で一番ねちっこく力強い演出が見られるのは、ソドムの堕落した人々の様子だったりもするんだよなぁ……。
1月3日(金)
昨夜はついボキャブラ天国を見て夜更かししてしまったので、今朝は目覚ましを止めて8時過ぎまで寝ていた。風邪はやはりよくならないので、9時過ぎに保険証を持って近くの休日診療所に向かう。やはり喉の腫れがひどいそうで、抗生物質や鎮痛解熱剤、トローチ、うがい薬などをもらって帰ってくる。帰りにスーパーで少し買物。
帰宅してから『聖衣』をDVDで観る。その後すぐに続編の『ディミトリアスと闘士』も観る。
あとは『クォ・ヴァディス』も見ようかなぁ……。
1月4日(土)
いつになく暖かい1日。横浜の実家に1日だけの帰省。昼頃に実家に到着したところ、弟や妹もすでに到着していて、姪っ子たちがにぎやかなこと! 総勢12人で近くのファミレスに移動して食事。その後は近くの衣料品店で簡単な買物をした後、近所の公園で1時間ほど過ごす。両親宅に戻った後も、夜遅くまで、ワイワイギャーギャー家の中が騒がしかったが、夜になって弟妹夫妻が子供を連れて帰ると、あとは静かなもの。
1月5日(日)
CSに顔を出すため、朝8時過ぎには横浜の実家を出る。車で戸塚まで送ってもらい、有楽町から歩いて教会へ。9時半少し前に到着したら、もう礼拝は終るところだった。そうか、CSは9時からだった……。地下鉄で築地まで移動し、京橋図書館でグリフィスの『イントレランス』を借りて帰宅。コンビニで「ぴあ」の最新号を買う。簡単に昼食を取ってから一度昼寝。4時過ぎに目が覚めて薬を飲み、簡易蒸し器でサツマイモをふかして食べる。夜は仕事をしなくちゃなぁ……。
1月6日(月)
午後は試写の予定を1本入れていたのだが、風邪が完全には治っていないこともあり、大事を取って自宅療養。午前中はビデオで『イントレランス』を見たが、これには感動してしまった。セットがすごいとか何とか言う以前に、やっぱりこれは名作名画なんだなぁ。その後はA社単行本の仕事を進めて、午後は食事の後で改めて医者に行く。まだ喉の腫れが引いていないので、今度は1週間分の薬をもらってきた。図書館にビデオを返そうと思ったら、今日は休館日だったのでそのまま引き返す。夕方もA社の仕事を進めて、とりあえず出来た分だけ入稿してしまう。
夜は今年最初の「TVタックル」を見たあと、ビデオで『クオ・ヴァディス』の前半だけ見る。これはすごく面白い。画面がワイドになる前年の映画なので、画面がトリミングされることなくスッキリとテレビサイズに収まっているのもいい。(この映画の翌年にはシネマスコープ第1作の『聖衣』が作られる。)
1月7日(火)
ビデオで『クオ・ヴァディス』を全部見てしまう。面白かった。その後、メルマガの編集をして配信手続きまで済ませる。今週はDVDの紹介なし。図書館に借りていたビデオを返却し、かわりに予約していたサイレント版の『ベン・ハー』と『天使にラブ・ソングを…』を借りてくる。スーパーで買物。午後は『天使に〜』を見た後、試写を1本だけ観に外出。今年最初の試写はスティーヴン・ドーフ主演の『フィアー・ドット・コム』だった。三流のホラー映画。途中で眠くなるなぁ。
帰りに本屋に立ち寄ってから帰宅。酒を飲みながら簡単に食事を済ませ、風呂の入って早めに休む。
1月8日(水)
ビデオでサイレント版の『ベン・ハー』を見始める。ところどころでテクニカラーの総天然色画面になるのが面白い。この映画はチャールトン・ヘストンが出演したリメイク版が有名だが、場面によってはサイレント版の方が撮影規模が大きいシーンがあるようにも思う。海戦シーンなんて、本当に船が燃えてエキストラがばらばらと海に飛び込んでいる。いや〜、すごいなぁ。
午前中に映画の感想をまとめ、午後は試写を2本。まずはUIPで『レッド・ドラゴン』を観る。普通に面白い。ブレット・ラトナーは手堅い仕事をするなぁ……。アンソニー・ホプキンス演じるハンニバル・レクターは今回脇役なのだが、この人がいるから映画が締まる。レクターが出ていなかったら、どんなに豪華キャストで丁寧に作っていても、B級の猟奇犯罪スリラーだもんね。映画のラストが『羊たちの沈黙』につながるところなど、思わず心の中で「おお〜」と歓声を上げてしまった。僕はマイケル・マンが同じ原作を映画化した『刑事グラハム/凍りついた欲望(レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙)』を観ていないのだが、DVDは出てない様子。この映画にあわせて出せばいいのに。
2本目は映画美学校で潜水艦スリラーの『ビロウ』。第二次大戦中にアメリカの潜水艦が幽霊に取りつかれる話l。『K-19』よりはだいぶ面白いかも。でももうひとひねりあってもよかったと思うけどなぁ。もちろん、ノースターでここまで見せるというのは、お話が面白い証拠なのかもしれないけれどね。
弟から電話があり、明日は実家に一時帰宅しなければならなくなった。
1月9日(木)
映画の感想を書き、仕事を少し進める。借りていたビデオを返却するため図書館に行き、新たに『アマデウス』と『ブレイブハート』を借りてきた。後者は2巻組。ううっ。また長い。『アマデウス』も2時間半以上あるしなぁ……。もっとも内容をチェックするために見るので、ほとんど早送りしてしまうと思う。早送りで台詞をチェックする時は、DVDよりビデオの方がいい。DVDだと早送り時に字幕が消えてしまう。少なくとも僕の機械ではそうなっている。
午後はソニーでキャメロン・ディアス主演の『クリスティーナの好きなコト』の試写。面白かった。一度帰宅して関連のリンクをチェックし、その後『アマデウス』を少し見てから出かける。手みやげはレバフライ。6時ちょうどに自宅について、その晩は泊まる。
1月10日(金)
午前中に病院に行き、昼頃帰宅。電車が思ったより混んでいて、乗っていて気分が悪くなってしまった。天気がよくて気温が上がり、車両内がかなり蒸していたというのもある。乗り継いで有楽町下車のつもりだったが、新橋で駅を出て銀座一丁目まで歩く。途中のマクドナルドで昼食。
午後は映画の感想を書いたり仕事をしたりして過ごす。『アマデウス』と『ブレイブハート』を早送りしながらざっと見てしまう。これはなんとかネタに使えそうだ。
1月11日(土)
3連休の1日目。僕は本来なら仕事なのだが、この日だけは連休気分を少しだけ味わう。昼前に勝どきからバスに乗って東京駅へ。いささか話題としては古いのだが、新しくなった丸ビルを見学して、食事をして帰ってきた。ビルの中はどこもすごい人出で、食事をするのも一苦労。たまたま行列のない店に飛び込んだのだが、その直後にもう入口に行列ができはじめた。レストラン街は5・6階が比較的大衆的なお値段になっていて、35・36階の高層階はぐっとお値段が上がる高級店ゾーン。もっとも大衆的といっても中心価格帯はランチ1食が1500円ぐらいかな。これが高層階になると、ランチでも5000円ぐらいからになる。それでもどの店も混んで行列が出来ているのだから、日本が不景気って本当ですか?
丸ビルを一通り見た後、東京駅北口側の連絡通路から八重洲側に抜け、地下街を通って京橋から銀座通りへ。さらに晴海通りを通って、勝どき経由で戻ってきた。久しぶりにこれだけ歩くとさすがに足が疲れるなぁ。でも天気が良かったので、散歩にはいい具合だった。
夜は「アド街ック天国」で横浜中華街の特集。あ〜、中華街に行きたい!
1月12日(日)
午前中はCS。その後ビックカメラに立ち寄って、カメラ用のストラップを購入してから帰宅。 昨日の疲れと寝不足を解消するため昼寝。3時前に起きて、閉館前の図書館に滑り込み、借りていたビデオを返し、かわりに『アポロ13』と『ダンス・ウィズ・ウルブス』を借りてくる。
夕方からクイズ作り。これを1日で終らせたいので、結局夜の12時過ぎまでクイズを作っていた。昼寝して夜更かしするんじゃ、あまり意味がないような気がするなぁ……。
1月13日(月・成人の日)
1日中ずっと仕事。外出もほとんどしなかった。メルマガの編集など。
1月14日(火)
午前中は仕事。『アポロ13』をビデオの早送りで内容チェックするが、これは原稿のネタに使えないかもしれない。まずいなぁ。『ダンス・ウィズ・ウルブス』はもっとダメっぽいぞ。
午後は試写2本。どちらもメディアボックス試写室。1本目はカトリーヌ・ドヌーヴ主演の『逢いたくて』。2本目はスー・チー主演の『ミレニアム・マンボ』。どちらもパッとしない映画だった。監督たちにはたぶんやりたいことがあるのだろうし、それは映画の中できちんと形になっているのだと思う。でも僕にはそれが、まったく面白いと思えない。特に『逢いたくて』なんて、もっと普通に作れば普通に楽しい映画になるだろうに……。
最近「ノートパソコンがあると便利だろうなぁ」と思っている。省スペース・デスクトップとして普段は使い、いざとなったらケーブルをはずして外出先に持ち出すという用途。日常的なモバイルツールというより、精神的には「非情持ち出し袋」の発想に近いかもしれない。何しろ僕の仕事のほとんどは、パソコンの中で成立しているものだから……。
パソコンショップでノート型のパソコンを見たのだが、モバイル用の薄型や小型のものでなければ、20万円ぐらいでそこそこの機能のものが買えるのね。CPUのスペックも、ドライブ関係も、通信やネットワーク機能も、ハードディスクの容量も、今使っているデスクトップ機の何倍にも機能アップして、しかもノート型だからいざとなれば部屋から持ち出せる。あ〜、ほしいなぁ。確定申告して税金が還付されてきたら、本気で購入を考えようかなぁ。でも自転車もほしいぞ。
amazonのアソシエイトプログラムでギフト券が送られてきたので、さっそく黒澤明のDVDをまとめて注文。今回は東宝のBOXセットの2つ目と、松竹の3作品BOXと、ワーナーの『夢』を購入。
おそらく明日中には配達されてくるだろう。でもずっと観ないだろうなぁ。既に劇場で全部観ているし、買ってしまうとそれだけで安心するタイプなのです。
1月15日(水)
予約していたビデオが入ったと図書館からメール。早く取りに行かなくては。でもその前に、今借りているビデオをチェックしちゃわないとなぁ……。
午前中は映画の感想を書いておしまい。午後は久しぶりに試写を3本ハシゴ。まずは東映で『新・仁義なき戦い/謀殺』を観る。これは『仁義なき戦い』というより、古い仁侠映画の世界に近いなぁ。『博奕打ち・総長賭博』じゃないの? まぁそれなりに楽しめるけれど、これに『仁義なき戦い』というタイトルを冠する必然性を僕は感じない。
2本目はワーナーでグウィネス・パルトロウ主演の『抱擁』を観る。グウィネスもいいけれど、相手役のアーロン・エックハートが好印象。今までにもいろいろな映画に出ていた人だけれど、今後が楽しみだ。映画もミステリー仕立てのラブストーリーで面白い。
食事をした後、メディアボックス試写室でジェシカ・アルバ主演の『スリーピング・ディクショナリー』。1930年代のインドネシアを舞台に、赴任した若い行政官が現地女性を“眠る辞書”にして言葉を学ぶが、やがてふたりの間には本当の愛が芽生えてしまい……というメロドラマ。「ダーク・エンジェル」で売れっ子になったアルバ嬢がかなりきわどい役を演じているけれど、ヌードは代役なんだろうなぁ。帰宅してから調べたらサントラもノベライズも発売されていないようで、なんだかショボイ扱いの映画なのですね。ただし扱いはショボくても配役は上等。ヒロインの相手役を演じたヒュー・ダンシーが弱いのは大きなマイナスだが、それをブレンダ・ブレシンやボブ・ホスキンスが補っている。
住んでいるマンションの郵便受けが新しくなって、ダイヤル式の錠が付いた。これで今まで使っていた鍵はお役御免。何か他のことに転用できないかなぁ。留守中にamazonから荷物が届いたので、電話で翌日の再配達をお願いする。まぁ早く届いたからといって、どうということもないんだけどね。でも『夢』あたりは改めて観ておきたいかも。
1月16日(木)
午前中に映画の感想を書いていたら、ほとんど午前中いっぱいを使い切ってしまった。12時半から1本試写をみるつもりだったのだが、これは時間に余裕がなさ過ぎるので、今回はパスして次の機会に回す。そのかわり、12時前にamazonから届いたDVDを少し見てみることにした。
今回購入したのはすべて黒澤明のDVD。東宝から出ている「黒澤明:THE
MASTERWORKS 2」と、松竹の3作品BOX、それにワーナーの『夢』だ。箱を開けたら赤いクロス張りの箱が2つ出てきてびっくり。東宝のBOXが間違えてふたつ入っているのかと思ったら、ひとつは松竹のBOXだった。なんと松竹のBOXは、東宝のBOXとデザインがまったく同じなのだ。タイトルも「黒澤明:THE
MASTERWORKS」になっている。こうなると、大映のBOXだけデザインが違うのがちょっと残念。ワーナーの『夢』なんて、それだけ箱に入らずに外に飛び出しているしなぁ……。
本編を見る時間はないので、『夢』をちらちら、『白痴』を少し、そして『用心棒』と『椿三十郎』の特典ドキュメンタリーだけを見た。東宝の黒澤DVDは、このドキュメンタリーだけでも一見の価値がある。(ついでに言うと、ブックレットも非常に良くできている。)単なる予告編集や当時のフィルムの寄せ集めではなく、このDVDのために新規に取材をして、関係者のインタビューを撮っているのは偉い。しかもそこで出てくる証言が、どれも滅法面白いのだ! 中にはこれまで黒澤関連本に出てきたエピソードを補強するものもあるし、いわゆる黒澤伝説を覆すようなものもある。今後黒澤明について語ったり書いたりする人たちは、この特典ドキュメンタリーを基礎資料として必ず見ておく必要があると思う。
というわけで、午後は3時半からメディアボックス試写室で『ラスムスくんの幸せをさがして』からスタート。リンドグレーン原作の児童文学作品を1981年に映画化したもの。ずいぶん古いのだけれど、こうした映画が今公開されるというのは、『ロッタちゃん』の柳の下を狙ってのものなのかな。この映画は歌がたくさん出てきて、ちょっとしたミュージカル映画みたい。楽しい映画です。ただし映画のテンポが僕の生理に合わない部分もあって、ちょっとイライラしてしまうところもあった。でもラストシーンがいいから許せてしまう。
試写はこの1本で終りなのだが、コンビニで雑誌のまとめ読みをしてから簡単に食事をし、7時から銀座シネ・ラ・セットでケン・ローチの『スイート・シクスティーン』を観る。貧しさから脱出して小さな幸せを手に入れようとした15歳の少年が、犯罪社会の泥水に浸かって逃れられなくなってしまうというお話。映画の最後に、少年は16歳の誕生日を迎える。う〜ん、悲しすぎる。
1月17日(金)
ホームページの更新作業。読書日誌や牛丼のページに今年の分を作る。読書日誌の昨年分に印象に残った3冊を載せる。さらにレギュラーの週刊誌の仕事を済ませて入稿。携帯向けのメルマガの原稿を入稿。図書館に行ってビデオを返却し、かわりに予約していたビデオを借りてくる。今回は『タクシードライバー』と『ポセイドン・アドベンチャー』。夜は映画の感想を書こうとするがあまりはかどらない。
1月18日(土)
午前中は仕事。天気がいいので午後は深川江戸資料館まで散歩して帰ってくる。クイズを10数問作って、7時過ぎにスポーツプラザのプールへ。今回は泳がず、もっぱら水中歩行で1時間。歩くだけでもかなり疲れるのだなぁ……。結構くたくたになった。プールの後は近くの居酒屋でビール飲んでから帰宅。これじゃダイエット効果は期待できないなぁ。
1月19日(日)
午前中はCS。午後は夕方までクイズを作る。相変わらずこれが大変な時間食いなのだ。その後C誌の原稿に取りかかる。
1月20日(月)
午前中からC誌の原稿の追い込み作業。何とか午後の早い時間に仕上げて、メールで入稿してしまう。1時半頃部屋を出てコンビニや銀行に立ち寄り、その後FOXで『007/ダイ・アナザー・デイ』の試写。すごく混んでいた。僕が入った時点でもう最前列しか席がなく、仕方ないのでそこで画面を見上げながら2時間13分。無理な姿勢で映画を観ていたので、背中が痛くなってしまった。
一度六本木の交差点あたりまで戻って本屋を覗いたりしてから、再度もときた道を戻ってGAGAで『ホワイト・オランダー』を観る。これは新人のアリソン・ローマンがすごい。ミシェル・ファイファー、レニー・ゼルウィガー、ロビン・ライト・ペンといったベテランの女優を相手にして、一歩も引かない存在感。この若い女優は将来大物になるかもしれないぞ。
帰宅したらもうクタクタになっていたので、シャワーを浴びて早めに寝ることにする。
1月21日(火)
昨夜からちょっと調子が悪かった。体があちこち痛いし、頭もぼんやりしているし。土曜日に急にプールに行ったりして疲れたのかと思っていたら、どうやら熱があるらしい。寝ていても寝苦しいので、夜中に起きて氷枕を作る。しばらくしたらぐっすり。それでも朝熱を計ったら37度近くあった。とりあえず熱以外には症状がないので、起きて解熱剤を飲んで昼間は部屋で静かに過ごすことにする。
とりあえず映画の感想を書いたり、メルマガの編集をしたりで夕方まで過ごす。夕方からは『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の試写のため丸の内ピカデリー1へ。行列していたら試写状を回してくれた編集者から電話。「並んでますか?」「並んでます」「そうですか」「用件はそれだけですか?」「はいそうです。お疲れさま。楽しんできてください」という会話。映画はすごかった。映画を見終ったらガックリ疲れた。
1月22日(水)
午前中に映画の感想を書く。『ロード・オブ・ザ・リング』関連の商品をamazonで探し回るだけでも、けっこう時間を食ってしまったよ。
午後は渋谷のアミューズピクチャーズ試写室で『オー・ド・ヴィ』の試写。う〜ん、魅力的にも思えるけれど、つまらないなぁ。特に終盤のぐしゃぐしゃしたところから、思い切り観念的な世界に突入してしまうのがペケだと思う。岸谷五朗の演技も空回り気味かな。鰐淵晴子はホラー映画だ。
新宿に移動して見逃していた『AIKI』を観る。僕は前売りを持っていたんだけど、水曜日は割引で1000円入場なのね……。ごく普通に面白い映画。でももっと面白くなるような素材だとは思うんだけどね。
渋谷に戻って少し道草してから帰宅。
1月23日(木)
午前中は映画の感想を書く。朝から天気が悪く、午後出かける時はかなりの雨になっていた。午後最初の試写は東映で松方弘樹の初監督作『OKITE/やくざの詩』。東映ビデオ製作だから低予算なのは仕方ないけれど、これじゃできの悪いVシネマと変らない。松方監督ならもう少し別の方法論があったようにも思うけどなぁ……。2本目は映画美学校で田中千世子監督の『能楽師』というドキュメンタリー。これは面白かった。僕は能にまったく興味がなかったのだけれど、この映画を観ると伝統芸能の凄味を感じる。黒澤明が能にはまったのもわかる。歌舞伎は町人文化の中から出てきたもので、能は武家の文化から出てきたもの。歌舞伎役者には江戸の粋を感じるけれど、能楽師からは古武士のような風格を感じる。
食事をしてからGAGAで『ノー・グッド・シングス』を観たが、これはすごく面白かった。ダシール・ハメットの短編が原作らしいのだが、登場人物達もみんな個性的でストーリーもまったく先が読めない。サミュエル・L・ジャクソンもミラ・ジョヴォヴィッチもステラン・スカルスゲールドもいいが、パイロットの老人と妻を演じたふたりが最高。演じているのはジョス・アックランドとグレイス・ザブリスキー。『グリーンマイル』のダグ・ハッチソンも素晴らしい切れっぷり。
映画の後は新御茶ノ水の事務所で仕事の話をした後、近くで夕食も兼ねて飲む。(といっても僕は既に夕食を食べてたんですけどね。)11時の閉店までいて地下鉄で帰宅。
1月24日(金)
昨夜はアスピリン飲んで寝たんだけど、今朝起きたらちょっと体調が悪かった。背中が痛いし寒いし、また風邪がぶり返したのだろうか……。仕事もあまりはかどらず、何となく体がだるいまま夕方まで過ごす。夕方から買物に出る。食事を作るのが面倒なので、とりあえず食べるものを買ってきて食事。その後再度出かけて、必要な日用品類を買う。歯ブラシとか、そんなものです。
映画の感想をさらに書き進めるが、当初の予定のように今日中に土曜日締切の原稿を全部仕上げることはできなかった。一応下準備はしたのだけれど、原稿にはまったく手を付けていない状態。痛み止めを飲んだせいか、夜は体調もそれほど悪くなく快調。でもこの時間に体調がよくなってもなぁ……。眠くなったら寝ちゃうよ、僕は。
午前中に楽天でノートパソコンを注文。シャープのMebius PC-GP2-D5Uを買おうとしている。A4サイズの15型液晶画面オールインワン型ノート。とりあえずこれ1台で、現在のパソコン環境をすべて置き換えてしまうつもり。ただしこれ、重量が4キロもあるからモバイルは無理だな。持ち歩こうとすればACアダプターのような付属品も必要になるし……。まぁどうしても出先で仕事をしなければならないとか、旅行などでどうしても何日か家を空けなければならないという時に、無理矢理持ち運ぶことが可能だというレベルだろう。毎日パソコンを持ち歩こうとすれば、これ以外にモバイル専用のノートパソコンが必要になる。でも今のところはその必要を感じていないから、とりあえずはこれでいいや。というか、これで困ることは当分ないだろうと思う。ハードディスクも使い切れないぞコリャ。
1月25日(土)
仕事をたくさん。週刊誌の原稿を仕上げて入稿。他になにやってたんだろう……。夕方から体調が急に悪くなる。また風邪がぶり返したのかなぁ……。
1月26日(日)
朝からせこせこ仕事をする。主としてクイズの問題作り。昼前に注文していたノートパソコンが到着。う〜む。やはり重い。4キロは持ち歩けないぞ。でもこれは箱に入れたまましばらく置いておく。まずはインストールするソフトを購入しなくてはならない。ネットで「ノートン・ネット・セキュリティー」と「ノートン・ユーティリティーズ」のWin
XP用アップグレード版を注文。さらにファイル交換用とハードディスクバックアップ用のソフトを購入。さらにネットでチェックしたところ、金銭出納簿に利用している「Microsoft
Money」のアップデートも必要とのことで、新しくパッケージを購入することにした。amazonのギフト券はこれでゼロになった。今後もソフトのアップデート作業に、さて何万円かかることやら……。パソコンは本体だけを買ってそれでOKじゃないから困る。仕事に使っているものだから、ソフトの代金をケチるわけにも行かないからなぁ。「Micorosoft
Excel」も必要なのだけれど、これは未開封のソフトを友人から譲ってもらえそうだ。これで何万円か出費が浮いた。やれやれだ。
夜は早めに寝ようと思ったのだが、ビデオで『ポセイドン・アドベンチャー』を見る。これは何度もテレビで見ているけれど、改めて最初から最後まで見るとやっぱり面白いなぁ。ラストシーンに転覆しているタイタニック号を空から見上げるのかと思ったら、そうせずに仰向けになった船底から飛び立つヘリの姿で終らせてしまったのもいい。
1月27日(月)
朝から雨。午前中にビデオで『タクシードライバー』を見る。昼過ぎからN誌の原稿を書き上げて入稿。午後はメルマガをやろうと思ったら、パソコンの動作速度が極端に遅くなって往生する。マウスカーソルの動作が極端に鈍くなり、まるでコールタールの中で水泳をしているようなねばつき。原因がよくわからないまま、とりあえず新しいパソコン用にADSLモデムのドライバをダウンロードしたりする。この時、仕事で使っているパソコンでもドライバをアップデートしようとしたのがよくなかった。ネットに接続できなくなってしまったのだ。
パソコンはますます不調になり、起動にやたらと時間がかかるなどひどいありさま。いろいろと試してみたのだがラチがあかず、夜8時過ぎになって@niftyのサービスセンターに電話で助けを求める。電話がつながったのは夜の9時過ぎ。そこから男性の担当者がじつに丁寧に対応してくれて、無事にネットへの再接続に成功した。@niftyのサポートには以前一度不愉快な思いをさせられたことがあるのだが、今回はじつに気持ちよい対応で感心した。なおこの作業の過程で、動作不良の原因がウィルスバスターにあることを発見。とりあえず常時監視を一部オフにして様子を見ることにする。
昼前に「Microsoft
Money 2002 家計簿版」が届いたので、これを新しいパソコンにインストール。といってもデータがないから入力しただけなんだけれど……。デスクトップにもインストールして、古いデータをすべてアップデートした。今回のソフトはずいぶん見た目が変ったのだが、ネットの接続機能などは、僕には特にいらないんですけどねぇ……。なんだかオーバースペックになって、かえって持てあましてしまうかもしれないなぁ。色づかいなどは、かなり一般家庭ユースを意識しているとは思うけどね。家計簿ソフトとして考えると、これはやっぱりオーバースペック。もともと税金計算や投資のためのソフト。僕のような白色申告の自営業者にはありがたい。これのおかげで、確定申告はずいぶん楽してます。
1月28日(火)
パソコンの不調はウソのように解消した。またいつ調子が悪くなるかわからないので、せっせと仕事に励む。
図書館で借りていたビデオを返却し、かわりにまた2本借りてくる。今回は『コンタクト』と『我が道を往く』。夕方になってから今度は近くのビデオ屋に行き、わざわざ新規会員登録して『34丁目の奇跡』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』を借りる。すべて仕事用。
まずは『コンタクト』と『34丁目の奇跡』に目を通してメモを作り、原稿を書いてしまう。夜は『我が道を往く』を見たけれど、これは原稿にならないなぁ……。いい映画なんですけどね。ビング・クロスビーが素敵。
1月29日(水)
午前中に『ショーシャンクの空に』と『グリーンマイル』を見て(早送りだけど)原稿の準備。結局『ショーシャンクの空に』だけ原稿を作って、『グリーンマイル』は今回取り上げないことにした。同じ原作、同じ監督の映画を、2本取り上げることもあるまい。とりあえず原稿の量としてはこれでOK。原稿を切り分けて、残りは長めの原稿を1本残すのみ。
昼前からP誌の原稿にようやく取りかかる。締切当日にようやくスタートとは遅すぎるけれど、今月は全体に仕事が詰まりすぎているのだ。半分書いたところで根性がめげてしまい、一度昼寝を決め込む。起きてメールチェックしたら、P誌編集部から原稿の催促。まずいまずい。残り半分をさっと仕上げてメールで入稿。
夕方から長編の原稿に取りかかったが、以前からずっと頭の中で構想を練っていたこともあり、全体の7割ほどまであっという間に書き進む。あとは明日以降でいいや。明日の段階で一応最後まで書き、残り丸1日かけて手を入れて入稿すればいいかな。
今週はまったく試写に足を運んでいないのだけれど、ビデオを結構見ているかもなぁ……。 もっとも大半は既に観ている映画なんだけど。図書館には結構いろいろなビデオがあるので、今後も仕事を離れて古い映画を借りまくろうかな。モノクロのサイレント映画なんて、普通のビデオ屋には置いてないしね。
1月30日(木)
寝苦しくて夜中に何度も目を覚まし、朝起きてもあまり疲れが取れていなかった。何となく熱っぽくて頭も重い。仕事の続きをしていたのだが、当然あまりはかどらない。でもやらないわけには行かないので、仕事を少しずつ進める。胸がむかむかして食欲もない。腹は減るのだが、食べたいという積極的な意欲がない。熱を計っても平熱。ノドも痛くないし、風邪というわけでもないらしい。
夕方に借りていたビデオをすべて返却。この時なんとなく気づいたのだが、ひょっとするとこれは以前患っていた十二指腸潰瘍みたいなものかな。締切が重なっているプレッシャーから、どうも胃か十二指腸に来ているようだ。
夜は飯田橋で映画瓦版MLのオフ会。体調が悪いので昼頃には欠席しようとさえ思っていたのだけれど、ストレス解消には飲んだ方がいいのではないかと張り切って出席。これが大盛り上がりで、体調の悪さは吹き飛んでしまった。久しぶりに映画の話で大騒ぎ。お店が80年代ロックのミュージックビデオを流していたのだけれど、途中からは映画のテーマ曲が次々にかかって参加者は「懐かしい」を連発。いや〜、楽しいお酒でした。
1月31日(金)
前の晩に遅くまで飲んでいたわりには、二日酔いにもならずにスッキリと目覚めた。今日締切の仕事があるのでせっせと原稿を書いて、夕方には無事入稿した。その後、N誌の原稿も8割ほど書いてしまう。
月末なのだが、入金されるはずの原稿料が一件振込まれておらず、原稿を入れる時にメールで問い合せてみた。なんと請求書が先方に届いていないのだとか。年末年始のバタバタで、どこかにまぎれてしまったのかなぁ。仕方ないので再発行して、12月分と1月分を同時に郵送する。