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2003年3月の出来事
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3月1日(土)
いつもより朝寝坊。外は雨。午前中に少し仕事をして、昼は月島の定食屋で食事。ここは初めて入ったけど、値段のわりにはすごく美味しかった。日替わりの焼魚定食が700円(税別)。これで焼魚が2品付いて、どんぶり飯に味噌汁。テーブルに漬物や塩辛や鮭フレークが置いてあって、客はそれを自由に取れる。塩辛は普段余り食べないのだが、ここのはウマイと思った。お酒も飲めるし、今度は夜に来てみようと思う。
午後は仕事をせっせとやる。N誌の原稿を仕上げて入稿してしまい、クイズもせっせと作る。今回はわりとクイズを作りやすいテーマだったかもしれない。少し昼寝して、夜は近くの焼肉屋へ。本当は月島まで出ようかとも思ったのだが、雨もひどいので最近佃にできた店に行ってみた。あまり焼肉を食べることはないのだが、美味しいと思った。店員の感じもいいし、値段もリーズナブル。
昼と夜が外食なんて、いつもならめったにないこと。今回こんなことになっているのは、原稿料の振込み直後で、なんとなく気持ちの上でリッチになっているから。単に気のせいなんですけどね。来週からはまた、牛丼やマクドナルドのハンバーガーで暮らす普段通りの生活に戻る。
3月2日(日)
朝のうちに少し仕事をしようとも思ったが、間に合わなかった。午前中はCS。その後ビックカメラを見て、昼は銀座1丁目のベトナム料理店「サイゴン」でランチ。帰宅して仕事。とりあえずは単行本用の用語集を作って入稿してしまう。クイズも仕上げて入稿。映画の感想も書いてしまう。あとは明日の朝のうちに、W誌の原稿を書いて入稿すればノルマは終り。他にもメルマガなどがあるけど、それは他人に迷惑をかけないので、まぁ配信日に間に合うように編集すればいいや。
夜になってから、いよいよ確定申告のための申請書作り。Microsoft Moneyで昨年度の支出を集計し、取引先から送られてきている支払調書や保険会社から届いているハガキを揃え、国税庁のホームページからコツコツ入力。これは便利だ。どんどん入力していくと、自動的に必要な書類がだいたい揃ってしまう。あとはプリントアウトしておしまい。
手書きしたのは収支明細書だけ。毎年半日かけて作っている書類が、今回は1時間半ぐらいでできてしまった。さて今年の還付金額はと言うと……去年より10万円ぐらい多いのだ。それだけ収入が増えているということだな。よかったよかった。還付金は今月中に戻ってくるかな。早く税務署に行かなくちゃ。
3月3日(月)
早起きしてW誌の原稿を書き上げ入稿。やり始めるとアッという間なんだけど、やり始めるまでが遅いのだなぁ。まぁ最近は、他の仕事が立て込んでいたというコトもあるけど。その後は後回しにしていた映画の感想も仕上げてしまう。メルマガのために「ぴあ」を買ってきたら、今週末封切りの映画はほとんど観てないことを思い知らされて愕然とする。ちょっとこれは、商売としてやばくないか? かなりやばい感じがするなぁ……。
午後は試写を2本。映画美学校でガイ・ピアース主演の『トエンティマン・ブラザーズ』を観た。なぜ「トゥエンティ」ではなく「トエンティ」なのか不明。映画はまずまず。
試写室から歩いて税務署に行き、確定申告の書類を提出。たぶんこれで、今月末には還付金が振込まれると思う。あとからいろいろ考えると、必要経費の申告額はもっと多くしてもよかったかもしれない。結構漏れているものがあったりしたんだよなぁ……。まぁ提出後では後の祭なので、これは来年以降の課題にしておこうと思う。Microsoft
Moneyをちょっと手直しすれば済むことだしね。
2本目の試写はソニーで『奪還 DAKKAN アルカトラズ』という、スティーブン・セガール主演のB級アクション。ハイテク刑務所にテロリストが侵入して……という話なのだが、これもまぁまぁ面白く観ることができた。ただしお話の上での謎が、いくつか放り出されたままになってしまっているんだけどね。
雨が激しくなってきたのだが、小さな折り畳み傘しか持っておらず、帰宅した頃にはかなり濡れてしまった。一度帰宅してから、再度外出して月島で少し飲む。いや、だいぶ飲んだかも。
3月4日(火)
朝起きたら頭痛が……。やはり昨夜は少し飲み過ぎたか。素性のはっきりした酒しか飲まなかったので、それほど悪酔いはしていないけれど、ベッドから立ち上がれずに午前中はゴロゴロして過ごす。午後の試写は2本予定していたがキャンセル。1本は最終試写だったのだが、この機会に単行本の序文を書く仕事を進めようと思った。
原稿のゲラに一通り目を通し直して、序文の構成を考える。書き始めると、与えられた文字数なんてあっという間だなぁ。これは明日以降にちょっと整理し直さなければなるまい。
修理に出しているパソコンの件で、シャープの修理窓口と電話。とりあえず本体だけは数日以内に戻ってくることになりそうだ。
3月5日(水)
午前中に映画の感想を書いてしまう。午後はワーナーで『ブラック・ダイヤモンド』を観てから、東映で『わたしのグランパ』。どちらも面白い映画でした。ビックカメラでPDAを少し見たのだけれど、どれがいいのかよくわからない。結局どれも同じようなものなんじゃないの?
帰宅したらシャープから電話で、修理に出していたパソコンを戻すとのこと。他のことは後日相談ということになるみたい。
夕食はスパゲティを作って食べた。スパゲティが少し大目に残っていたのだが全部茹でてしまったところ、やはり食べ過ぎで胃が苦しい。何やってんだか……。
3月6日(木)
午前中にシャープからパソコンが到着。 午後は映画美学校で『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』と『フーガの技法』の2本立てを観る。F社の編集者に偶然会ったので、試写の後近くの喫茶店で単行本の原稿の打ち合わせ。その後急いで試写室に戻ってフィリピン映画『母と娘』を観る。
単行本の仕事があるため、夕方からの試写はキャンセルして帰宅。原稿書いて入稿してしまう。
3月7日(金)
映画の感想文など少し書いたところに、単行本の原稿に対するさらなるダメだし。電話で編集者と打ち合わせして昼になる。午後は東映で深作欣二と菅原文太の『現代やくざ・人斬り与太』と『人斬り与太・狂犬三兄弟』を観る。夕方からの試写はキャンセルして帰宅。単行本の原稿をさらに書いて入稿する。
映画瓦版の更新作業がまったくできない。まったく恨めしい仕事だけれど、乗りかけた船だから仕方がない。
3月8日(土)
朝5時半頃起きて、N誌のレギュラー原稿を書いて入稿。その後は1日かけてCSの春の遠足。三浦半島でイチゴ狩り。晴れて暖かかったせいか、ハウスの中は蒸し風呂のように熱かった。夜は某所でミュージカルの宴。戦前のエノケン映画や戦後の服部良一映画を、大画面のプロジェクター上映で観ながら持ち寄りで飲食する至福のひととき。僕は毎年レバフライを持っていくことに決めていて、わりと評判がいいのである。本当はオールナイトでやるのだけれど、翌日のことがあるので11時半頃には抜け出して帰宅した。
3月9日(日)
午前中はCS。花粉症の薬を飲んでいるせいかやたらと眠く、分級の最中に熟睡。銀座で食事してから帰宅。やはり眠気が収まらないので、夕方まで寝てしまう。こうして取り返しのつかない時間の浪費が……。夕方からクイズを少しやって、夜は新宿で夕食を兼ねて飲む。これで夜の仕事もできなくなって、明日は試写を全部潰して仕事をせねばなるまい。
PDAが欲しいなぁと思っているのだが、何がいいんだろうか。テキスト入力の補助ができないと意味がないので、キーボードがついたCLIEの新製品がいいかなぁ。キーボード付きのPDAは、以前HP-200LXを使っていたこともあるけど、親指でペコペコ入力するのも慣れればそれなりにスピードがでるものです。
3月10日(月)
朝起きたら頭痛。さらにノドが痛い。風邪ひいたのかもしれない。午前中からクイズを作って、午後に仕上げてしまう。そのあとはメルマガの仕事をやったり、まぁいろいろ。洗濯したりもした。体調があまりよくないので、午後は外出を控えて試写をすべてキャンセル。ノートパソコンをネットにつなげるようにした。今のところ快調。やはり前のパソコンはどうしようもなく最初から壊れていたようだ。
3月11日(火)
午前中から本格的にパソコンのセッティングを始める。データの移し変え作業などは、1日あれば終わりそう。とりあえず通信環境を確保。IEからWZMailを起動する方法がどうもよくわからない。ただしこれも、致命的な問題ではないので作業をどんどん進める。
午後はTCCで『黄龍 イエロードラゴン』を観ておしまい。夜もずっとパソコンにかかりきり。だいたい何とかさまになっているようだ。
3月12日(水)
パソコンのデータ移行作業がほぼ終わる。Win98に比べて、XPはより多くのソフトやウィンドウを同時に立ち上げられるのが便利だ。日本語入力にATOKが必要かどうか、現在思案中。とりあえずXP付属のIMEを使っているけれど、これでもそれほど困らないように思う。
午後はTCCで『棒たおし!』を観る。なかなかよくできた青春映画。好感が持てる。急いで戻って近所のスイミングプールへ。その後帰宅して、近くの天ぷらやで天丼を食べる。ここはそれほど美味しくないなぁ……。今度はまた別の店に行ってみようかな。
夜は早めに眠ることにした。花粉症が相変わらずひどい。花と目のほかに、喉にもきている。とにかく首から上の粘膜が全部やられている感じだ。
3月13日(木)
午前中にたまっていた映画の感想をすべて仕上げてしまう。午後は試写3本。映画美学校で《ヤマムラアニメーション図鑑》。最初の『頭山』以外はほとんど眠っていたような気がする。所々覚えてはいるんだけれど……。アレルギーの薬を飲んで、午後1番の試写はつらい。『頭山』は面白かったので、映画瓦版にはこの映画の感想だけを書くことにする。2本目はラリー・クラーク監督の『ブリー』。実在した殺人事件をテーマにした映画で、被害者と加害者の屈折した関係や、重大の若者たちの希薄なのか農耕なのかよくわからない人間関係が丁寧に描かれている。3本目は伊勢谷友介監督・主演の『カクト』。是枝裕和のプロデュース作品としては、『蛇いちご』の方がよくできた映画だと思う。『カクト』も面白いところはあるんだけど、この程度で1時間48分は長いと思う。あと20分やそこいらは削れるんじゃないだろうか。
買い物してから帰宅。見てきた映画のリンクを作ったりして、早めに寝てしまう。
3月14日(金)
午前中に映画の感想をすべて書く。午後はフォックスで『デアデビル』の試写。アクションシーンはなかなか迫力があるが、この手のものはもうすっかり見慣れてしまった。それより面白かったのは、盲目である主人公の“視覚”を表現した部分。超音波検診の映像のようなモノクロ映像で、主人公の視点から見た世界が描かれている。これはユニークだと思った。
2本目はUIPで『ネメシス/S.T.X』。スタートレック・シリーズの最新作にして完結編。政治ドラマの前半はうとうとしてしまったが、宇宙船同士が戦い始める後半はかなり興奮した。ノリはほとんど「宇宙戦艦ヤマト」です。
A社から出るムックの原稿について担当編集者と打ち合わせ。仕事の話はすぐに終わってしまったのだが、その後、この編集者が最近洗礼を受けたという話や、通っている教会の話で盛り上がってしまった。う〜む。教会にもいろいろあるのだなぁ。
その後M社に立ち寄って、次号に掲載する原稿について打ち合わせ。これは時間があまりないのでたいへんかも。夜はこの後さらに1本試写を見る予定だったのだが、時間が間に合わないのでこれは別日に回すか、あるいはもう観られないかだなぁ。
3月15日(土)
午前中からずっと仕事。午後は散髪に行って髪を短く切り、その後有楽町のビックカメラでCLIEの最新機種PEG-TG50を購入する。同時にダイナフォントの150書体パックを購入したけど、これは本当に必要に感じているのは数書体だけなんだよなぁ……。帰宅してCLIEに充電開始。上手く使いこなせるだろうか。高価なオモチャにならないように、なるべく使うようにしようと思っている。
牛乳を飲んだらお腹がごろごろする。どうしてなんだろう。今まで一度もこんなことなかったんだけど。
3月16日(日)
午前中はCS。帰りにビックカメラに立ち寄って、ちょうど入荷したばかりのゲームボーイアドバンスSPを購入。シルバーは売り切れとのことで、青いのを買った。別に僕が遊ぶわけじゃないんだけどね……。午後は仕事。クイズを作って、C誌の原稿も仕上げてしまう。
CLIEはじつに快調。キーボードがあるほうがやはり便利だけれど、手書き入力でも結構いけるかも。手帳のスケジュールをCLIEにすべて入力してしまう。スケジュール用のソフトなど、必要なソフトをいくつかパソコンからCLIEにインストール。ますます快調。
3月17日(月)
午前中にメルマガの編集と発行手続きを済ませる。午後はKSSで『エーミールと探偵たち』。大好きなケストナー作品の映画化で、プロデューサーは『ふたりのロッテ』や『点子ちゃんとアントン』なども手がけている人。期待していたのだけれど、日本語吹き替えの質があまりよくなくて、映画に入り込めないのは残念だった。バリアフリー上映など新しい意欲的な試みをしようというのはよいことだと思うが、肝心の映画がこうなってしまうのはちょっといただけない。天地真理はなかろうに。
2本目はワーナーで『トゥー・ウィークス・ノーティス』。サンドラ・ブロックとヒュー・グラント主演のロマンチック・コメディで、これはすごくよくできた楽しい映画だった。'60年代の政治の季節に生きた両親から生まれた子供が、今ちょうど30代になっているわけだ。要するに僕と同じ世代ということなんだけど。
新橋のキムラヤに立ち寄って買い物を済ませ、歩いて銀座一丁目まで出てから地下鉄で帰宅。
3月18日(火)
朝起きたら、アメリカでブッシュ大統領がイラクに対する最後通告を送るとのニュース。朝10時からの演説では、サダム・フセインに対して48時間以内のイラクからの退去を求め、それに従えない場合は軍事攻撃すると言っていた。まぁアメリカは最初からこうすることに決めてたわけで、いよいよその時が来たってことかな。情けないのは「国連重視外交」の看板を無視してアメリカ追随を決めた日本だけれど、こうした情けないことになるのも、日本にちゃんとした軍隊がないからでしょうね。北朝鮮の脅威に対抗するのに、アメリカの力を借りず独自に対応できるだけの装備や体制(憲法や有事法制を含む)を持っていれば、ここまでアメリカべったりになる必要もなかったはずなのに。最後の最後までアメリカに反対し続けたフランスは格好いいと思うけれど、日本はフランスになれない。フランスは「アメリカに守ってもらっている」という負い目がないから、アメリカに対して好きなことが言えるのです。
午後はワーナーで『アナライズ・ユー』の試写を観る。昨日観た『トゥー・ウィークス・ノーティス』と同じく、ニューヨークを舞台にしたコメディ映画。デニーロに「ウェスト・サイド・ストーリー」の曲を歌わせることで、映画全体がニューヨークに対する応援歌になっている。最後の最後に「サムウェア」を歌わせるところに、争いを乗り越えて平和を作ろうという製作者たちのメッセージが込められている。午前中のニュースが戦争間近を伝えていただけに、この「サムウェア」は胸に迫るものがあった。
ビックカメラなどに立ち寄ってから帰宅。C誌の原稿を仕上げて入稿してしまう。夜は青空文庫からCLIEにフリーのテキストを幾つかダウンロード。これは便利なものだなぁ。
3月19日(水)
午後はGAGAで『アバウト・シュミット』。ジャック・ニコルソンが思い切り普通のオヤジを演じている面白さ。この映画が少し長かったのに加え、映画の前に予告編まで上映されてしまったので次の試写は急きょ変更してブエナビスタへ。韓国映画『ボイス』。どうせ『リング』の亜流だと思っていたら、これが思いのほか面白かった。
3月20日(木)
いよいよ戦争が始まった。でもそれに関わりなく、僕は映画を観に行くのであった……。
最初はワーナーで『ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密』。サンドラ・ブロック主演の女性映画だが、実質的な主役はその母親。これをエレン・バースティンとアシュレイ・ジャッドと、さらにもうひとり若い女優(子役)が3人で演じている。すごく面白かった。ちょっと時代に辻褄が合わないような気もしたけどね。エレン・バースティンが第二次大戦中に恋人を亡くし、その後別の人と結婚してサンドラ・ブロックを生んだのだとしたら、サンドラ・ブロックは何歳だ? 時代が'80年代ぐらいの設定なのかな。
2本目は近くのTCCで『家宝』。これはよくわからない。僕はオリヴェイラ監督の話法がどうも苦手なのかもしれない。話がぽんぽん飛ぶんだよね。ひとつひとつのショットは基本的にカメラ位置フィックスで静物画のように安定した構図なのに、カットごとに数日、数ヶ月の時間がどんどん過ぎていく。
渋谷に移動して、シネカノン試写室で韓国のインディーズ映画『テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる』を観る。う〜む。好き勝手にやっているなぁ。ものすごく安っぽい映画なのに、絵作りは凝ってます。
どういうわけか僕にラジオ出演の依頼が来た。日曜日のTOKYO-FMで、収録は土曜日だそうだ。アカデミー賞関係の話だとか。受賞予想だとか、そんなことを無責任に離せばいいのかな。まぁそれはいいんだけど、恐いのは授賞式が戦争の影響で流れてしまうことだなぁ。予定では授賞式が日本時間の24日なのだが、戦争による自粛ムードの中で既にかなり規模を縮小した授賞式になると言われている。それに加えて、授賞式自体を延期しようかという話もあるらしい。決定するのは土曜日。収録時間までに結果が出ていないと、なんだかヘンテコなことになってしまうなぁ。
3月21日(金・春分の日)
午前中はごろごろして過ごす。昼は外で食事。午後になって仕事を少しずつ片付ける。
パソコンに『ザッツ・エンタテインメント』のサントラ(6枚組み)をすべて録音し、スピーカーで曲を流しっぱなしにしてみる。こういう環境になれてしまうと、CDプレイヤーなんていらなくなってしまうなぁ。
ラジオ用にアカデミー賞関係の資料を下調べ。といっても、今年のノミネート作品リストをプリントした程度だけどね。ネットマガジン用の原稿を入稿し、N誌の原稿も書いて入稿してしまう。
3月22日(土)
朝は少し寝坊してしまった。午前中から映画の感想を書いて過ごす。午後はラジオ出演のために少し準備したが、3時半過ぎにスタジオに入った頃には、特に準備らしきものは不要だったことがわかった。スタジオに入ったのは久しぶりだったので、いきなりマイクのセッティングをされたりしても緊張するんだよなぁ……。結局10分ほどアカデミー賞について話して、それを5分ぐらいに縮めて使用するとの事。実際はもっと短くなるかもね。筧利夫さんとは初対面だったんだけど、どういう人なのかはさっぱりわからないなぁ。あまり雑談とかはしなかったんだよね……。準備不足や緊張などもあって、なんだか不本意なラジオ出演になってしまったけれど、まぁこれを機会にまた同じような仕事があれば面白いんですけどね。(まぁ無理かな。)
帰宅してまた映画の感想を書く。映画の感想を書くことに追われて、今週はまだクイズが手付かず。これがちょっと不安だなぁ。これまでの形式はとりあえず今回でおしまいで、次回からは新形式になるという。
ちなみにラジオの放送時間は、3月23日(日)の夕方5時から。TOKYO-FM系で放送されている1時間番組「筧利夫のSTAND BY MEが聴こえてくる」です
3月23日(日)
CSはお休みして、もっぱら朝から仕事をしていたような気がする。気がするだけで、本当はしていなかったのかも。でもクイズは済ませて入稿したぞ。
3月24日(月)
朝起きられない。8時ごろに目覚めて大慌て。その後食事をしたらそれだけで午前中の時間は無くなってしまう。試写の予定をすべて別の日に移動し(1本は最終だったのでダメになったが)、せっせとメルマガの編集作業。
宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』がアカデミー賞のアニメーション部門を受賞した。まぁベルリンでも金熊賞を受賞してますから、アカデミー賞はおまけみたいなものですな。菅原文太はこれを「デザート」と言っていた。上手い言い方だと思う。アカデミー賞はしょせん「ロサンゼルスで上映された映画」を対象にした、ハリウッド業界人による内輪のお祭りですからね。賞としての権威はあくまでも「ハリウッドから見てどうか」ということであって、まぁそういう意味では宮崎駿もハリウッドにようやく認められたということなのね。
3月25日(火)
やはり朝起きられない。頭痛がする。体調が悪い。困ったなぁ。熱はないようなのであきらめて起きる。あまりぐずぐずしているのも往生際が悪いような気がしてしまって……。
午前中にW誌の原稿に手をつける。テーマは深作欣二。業績紹介はまぁ資料をあたれば簡単なんだけど、原稿をどう締めくくるかそれが問題だ。これはまた夜に悩むことにする。
午後は映画美学校で『ぼくの伯父さんの休暇』と『ぼくの伯父さんの授業』を観た後、同じ映画美学校で『NOEL』を観る。『ぼくの伯父さん〜』は2本ともすごく面白かった。久しぶりにゲラゲラ笑っちゃいました。ある程度身構えているんだけど、どうしても吹き出してしまうシーンがいくつもある。これは傑作です。長編の『休暇』もいいけれど、短編の『授業』も奇妙に面白かった。こんなパントマイム講座があったら通いたい! それに比べて『NOEL』はひどい映画だったなぁ。作っている本人はコメディのつもりらしいのだが、ち〜っとも笑えない。困った!
ソフマップに立ち寄ってから帰宅。パソコン用のスピーカーはどうしようかなぁ……。MP3のプレイヤーを見ていたら、ほとんどのプレイヤーではWMAファイルも使えるのね。だったら特にお金を出してMP3のエンコーダーを買わなくても、Windowsに付いているWindows
Media Playerをそのまま使えばいいじゃん。まぁそれがCLIEでは使えないという問題があるんだけど。でも考えてみりゃ、僕はそもそも外出中に音楽を聴いたりしないんだよね。CLIEでオーディオ関係を使うとすれば、ボイスレコーダー機能ぐらいかな。これはMP3と関係ないので、メモリースティックさえあればすぐ使える。
3月26日(水)
午前中に映画の感想を書いてしまい、午後は映画の試写。1本目は往年の人気テレビシリーズを映画向けにリメイクした『プレイガール』だが、和製『チャーリーズ・エンジェル』には程遠い安っぽさ。これは脚本がまるでダメ。どうせ話はマンガなんだから、各プレイガールたちのキャラクターをもっと立てて、メリハリの利いたドラマにしてほしい。あとアクションはもっと見せようがあるような気がするんだけどね。本人たちに練習する時間がなかったのなら、スタントを使うなどしてそれなりの場面を作ってほしかった。もっともこんな映画は、ビデオ市場で一定数売れればそれでいいということなのかもしれないけれどね。
2本目はKSSで『3 on 3』を観た。こちらも低予算のビデオ撮影映画だけれど、これはこれなりに工夫しようという意欲だけは見える。まぁ比較対象が『プレイガール』では、たいていの映画はそれなりに面白く思えるのかも。この映画のいいのは、最初からマンガだと割り切っていることだろう。CGなどもチャチくてOKという開き直りがすがすがしい。でもラストシーンはちょっとなぁ。どうせマンガなんだから、ドカンと突き抜けてほしかった。
KSSの試写が4時からだったので、試写の前にブックオフで少し買い物。今回は映画関係の本を何冊か購入した。4月にはA社の仕事があるので、これは少し本格的に資料を用意しておく必要がある。帰宅途中も一度勝どきで降りて、途中の古書店で映画の本を何冊か。でもこうして「映画の本を買うぞ!」と思っていても、その中にわけのわからない本が難点か混じるなぁ。今回の掘り出し物は、ブックオフの100円棚で見つけた「原理講論」。うちには既に「モルモン経」もあれば「新世界訳聖書」もあるぞ。これで3大異端の経典はすべて入手したことになる。まぁどうせ読まないんだけどね。持っているだけ。
3月27日(木)
午前中に映画の感想の続きを書いていたら、注文していた『フォッシー』と
『オール・ザット・ジャズ』
のDVDがようやく届いた。『シカゴ』がらみで原稿を書く際、資料にと思って注文していたもの。早速『フォッシー』から観始めたのだが、これが最高。フォッシー作品のダンサーとして知られるアン・ラインキングとベン・ヴェリーンが出演しているのだが、このふたりは『オール・ザット・ジャズ』にも出演しているのだ。『オール・ザット・ジャズ』はフォッシーの自伝的作品として知られているけれど、アン・ラインキングはこの映画の中で自分自身をモデルにした役を演じているのだねぇ……。う〜ん、ここまで自分をさらけ出してしまう、ボブ・フォッシーってやっぱりすごい人だなぁと思う。『フォッシー』の中には『オール・ザット・ジャズ』からのナンバーも引用されているのだが、やっぱりDVDでオリジナルを観ると迫力が違う。舞台で観るとまた違うんだろうけどね。
DVD付属の資料を見ていたら、「シカゴ」のブロードウェイ・オリジナル版にはグウェン・バードンが出演していたと書いてあって大慌て。バードンのCDはほとんど持っていたと思ったんだけど、肝心なところで忘れ物があったのね。とりあえずアマゾンの買い物かごに放り込んでおく。「Sweet
Charity」のCDも、僕が持っているのとは別のボーナストラックたっぷりバージョンが出ていることを知る。これは買い直すべきかどうか、悩みどころだなぁ。
午後は1本試写をパスして、3時半からメディアボックスでジャック・タチの『プレイタイム』を観る。一応はユロ氏が登場する『ぼくの伯父さん』シリーズの一遍なのだが、彼は脇役になっていて、全体の構成はかなりゆるいものになっている。これが公開時に批評家から酷評された原因なのかもしれない。今回上映されたのは修復作業を終えた2時間5分バージョンだが、もともとこの映画は2時間半ぐらいあったという。もうタチが意図した本当のオリジナルバージョンは、観ることができないのかなぁ。
資料として購入していた「ハリウッドへの道―日本人で初めて成功した映画プロデューサーの熱血奮戦記」を読了。ユニオンの対応やエージェント、エンターテイメント・ロイヤーなどについての記述は参考になった。ただし著者のシュンジ・ヒラノさんは、結局『クロオビ・ニンジャ』のあとこれといった製作作品がないようです。
3月28日(金)
P誌の原稿を書いて入稿。締め切りは土曜日だとばかり思い込んでいたら、午後になって「本日締め切りですが」という督促のメールが来ていささかあわてた。原稿はできていたのだけれど、こうして締め切りを勘違いしているというのはやばい。今度から注意しなくては。午後は試写の予定を1本入れていたのだが、これはキャンセル。最終試写だったけれど、追加の案内はあるかなぁ……。
夕方から新御茶ノ水の事務所に出向き、4月からのクイズ出題について打ち合わせ。その他、新しい仕事になりそうなアイデアをいくつか話す。この日はこれで帰宅。帰りに古書店に立ち寄ったけれど、めぼしい発見はなし。
3月29日(土)
クイズをあらかた作ってしまう。以前の形式より制約は多いけれど、作業時間は減るかもしれない。もっとも今回の入稿分にどんな注文が付くかわからないので、実際には来週になってからでないと結果が見えないのだけれど。
午後は図書館に行って、予約していた資料やその他の本を借りてくる。 借りてきた中では「映画ビジネス
現在と未来」(ジェイスン・E・スクワイヤ編/晶文社刊)という本が一番参考になりそう。これは借りるだけでなく、購入して手元に置いときたい。「映画・テレビ術語集」(谷川義雄著/風濤社刊)という本も借りてみた。これは今受けている仕事に直接は参考にならないかもしれないけれど、映画やテレビの技術用語についてその歴史から解説してくれている良書。
夕方に叔母さんからもらった野菜を受け取りに新川へ。帰りに本屋に立ち寄って、フィルムアート社から出ている「ムービー・ラビリンス―映画の謎に答えるQ&A」を買おうと思ったのだが、どういうわけかレジが混雑して大行列だったので、これはamazonで注文することにした。定価1,500円なので、送料無料だしね。
3月30日(日)
amazonで注文した「ムービー・ラビリンス―映画の謎に答えるQ&A」だが、在庫がないようで発送まで時間がかるというメールが来たのでキャンセルしてしまった。書店で購入することも考えたのだが、その前に念のため図書館のサイトで検索してみると、蔵書があることが判明。とりあえずこれを予約する。
午前中はCS。昼ごろプールに行き、その後トリトンスクエアで食事し、晴海の家具センターで丸伸のスライド本棚について話を聞く。廉価なものを購入することも考えたのだが、ワイドサイズで扉つきのもののほうがやはりいいのかなと思いはじめた。でもお金がなぁ……。1,2年以内の引越しも考えているので、それから購入してもいいかなと思って帰宅したら、部屋にある本棚が明らかに歪んで倒れかけているのを見て、やはり新しい本棚を購入するしかないのかなぁと思う。とりあえず還付金が戻ってきて、住んでいる部屋の契約更新を済ませ、買ったばかりのパソコンの代金がカードから引き落とされてから、また考えようかなぁ。今受けているまとまった仕事を済ませれば、その原稿料で本棚自体は買えるんだけど……。
疲れきっていたので夕方から少し寝る。2時間ほど寝てから、帳簿を付けたり、日記を付けたり、メールの返事を出したり。夜はメルマガの原稿執筆と、A社から受けている仕事の原稿書き。A社の仕事はかなり分量が増えたので、4月も本当に必要な試写以外はどんどん後回しにして、原稿を書く時間を作らなければ。でも何本かの映画については、試写の予定を問い合わせて観ておかなくちゃなぁ……。
3月31日(月)
朝起きると頭が重い。どうも最近は生活サイクルが寄る側にシフトしていて、朝起きにくいなぁ。前の晩も2時ごろまで起きてたんだよね。どこかで生活リズムを取り戻さないと。
A社の仕事のために原稿のサンプルをつくり、編集者の意見を求める。直しが入ったのでそれをやって、再度メールでサンプルを提出。しばらくはこうしたやり取りをして、その後本格的に量をこなすようにしないと危なっかしい。
頭がぼんやりしているので、試写はすべて取りやめて原稿を書いて過ごす。メルマガの編集もしてないや……。
周防正行監督が書いた「『Shall
we ダンス?』アメリカを行く」を読了。サンダンス映画祭は地元では評判が悪いという記述や、映画の契約にまつわるいろいろな話、スクリーニングとアンケートで映画の編集をする話などは興味深い。でも後半のアメリカ全国行脚は、「たいへんそうだなぁ」と思うだけで、情報としてはあまり目新しさがないかも。旅行記としては面白いんだけどね。だから最後まで読んでしまうわけだし。う〜む。でもこれを読み終わったら夜中の2時。また生活が夜型に……。いかんなぁ。