Title Index
1995年6月
太陽はひとりぼっち
1995/06/30 シャンゼリゼ
アラン・ドロンとモニカ・ヴィッティが主演の苦い青春のドラマ。
現代人の孤独がテーマだが僕は共感できない。
by K. Hattori
午後の遺言状
1995/06/25 スバル座
監督はベテラン新藤兼人、主演もベテラン杉村春子。
乙羽信子の遺作になった映画。
by K. Hattori
ひめゆりの塔
1995/06/25 池袋ジョイシネマ2
安っぽい少女タレントの顔見世映画になってしまった。
戦後50年を記念した映像イベント。
by K. Hattori
緋牡丹博徒
お命戴きます
1995/06/25 文芸坐2
古い映写用フィルムは色褪せて加藤泰の映像美が伝わらない。
お話も平板で水準を超えるできではない。
by K. Hattori
緋牡丹博徒
花札勝負
1995/06/25 文芸坐2
藤純子主演の緋牡丹のお竜シリーズ屈指の名作。
共演は高倉健、監督は加藤泰。
by K. Hattori
十三人の刺客
1995/06/24 並木座
東映のスターシステムを使って『七人の侍』を撮ったらこうなった。
最後の乱闘は千変万化の殺陣を楽しめる。
by K. Hattori
瞼の母
1995/06/24 並木座
加藤泰が中村錦之助主演で撮った長谷川伸の傑作。
この映画で泣けるうちはまだ人間が信じられる。
by K. Hattori
エヴァの匂い
1995/06/18 シャンゼリゼ
女のために破滅する男を描いた後味の悪い映画。
天地創造以来、女は潜在的に男の敵である。
by K. Hattori
ざ・鬼太鼓座
1995/06/18 文芸坐2
ドキュメンタリーとフィクションの融合を謀った野心作にして失敗作。
加藤泰が撮ったままオクラになった幻の松竹作品。
by K. Hattori
明治侠客伝
三代目襲名
1995/06/18 文芸坐2
今ニュープリントでこんな素晴らしい映画が観られる幸福。
加藤泰が撮った仁侠映画の傑作。
by K. Hattori
哭きの竜
1995/06/17 新宿シネパトス
人気麻雀マンガをビデオ映画化してハク付けのために劇場公開。
ストーリーにヒネリがなくて単調すぎる。
by K. Hattori
ホーリー・ウェディング
1995/06/17 東劇
贔屓の女優パトリシア・アークエットが目当てで見た映画。
監督はミスター・スポックことレナード・ニモイ。
by K. Hattori
白い馬
1995/06/11 銀座テアトル西友
愛馬と共にナーダムの騎馬レースに出場する少年の一夏の日記。
映し出された風景に懐かしいアジアの空気を感じる。
by K. Hattori
アウトブレイク
1995/06/11 丸の内ルーブル
流行のエボラ出血熱にあやかって他人の不幸に便乗した映画。
劇場は大盛況だが映画のできはよくなかった。
by K. Hattori
エンジェルス
1995/06/10 日比谷映画
「エンジェルスが優勝したら帰って来る」と言い残して去った父親。
少年の願いを聞いて天使たちが球団を援護する。
by K. Hattori
死の接吻
1995/06/06 日比谷映画
共演のニコラス・ケイジやサミュエル・L・ジャクソンを向こうに回し、
主演のデイビッド・カルーソーが存在感たっぷり。
by K. Hattori
ウィンズ・オブ・ゴッド
1995/06/04 丸の内松竹
平成の若手漫才コンビが終戦間近の特攻隊基地にタイムスリップ。
舞台劇の映画化だが成功したとは思えない。
by K. Hattori
ショーシャンクの空に
1995/06/04 松竹セントラル1
原作はスティーブン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワーズ」。
相棒を黒人にしたアイディアが成功した。
by K. Hattori
RAMPO
INTERNATIONAL VERSION
1995/06/03 丸の内ピカデリー2
「ここまで来たら全バージョン制覇をせずばなるまい!」
ただそれだけの意図で観た映画。
by K. Hattori
ネル
1995/06/03 日劇プラザ
リーアム・ニーソンとナターシャ・リチャードソンは好演。
ジョディ・フォスターの演技は少し鼻につく。
by K. Hattori
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