映画かわら版
Title Index


1998年6月

ダイヤルM
1998/06/30 よみうりホール
ヒッチコックの『ダイヤルMを廻せ!』を現代NYを舞台にリメイク。
それなりの映画だが、ミステリーとしては二流。by K. Hattori

ノーウェア
1998/06/30 ユニジャパン試写室
『ドゥーム・ジェネレーション』のグレッグ・アラキ監督最新作。
こんな紹介で、どれだけの人がわかるんだ? by K. Hattori

狂わせたいの
1998/06/30 ぴあ試写室
現代美術の世界で活躍しているアーティスト・石橋義正の映画作品
冒頭の10分ぐらいはめまいがするくらい面白い。by K. Hattori

BEAT
1998/06/29 松竹第1試写室
1960年代の沖縄を舞台にした青春映画。監督・脚本は宮本亜門。
内田有紀の熱演が光る以外は、いいとこなし。by K. Hattori

シティ・オブ・エンジェル
1998/06/29 ワーナー試写室
人間の女性に恋をした天使は、地上に落ちて人間になろうとする。
『ベルリン・天使の詩』のハリウッド版リメイク。by K. Hattori

銭形平次
1998/06/27 国立近代美術館フィルムセンター
長谷川一夫が大映で17本撮った『銭形平次』シリーズの第1弾。
平次の推理ぶりは、本当に名推理か? by K. Hattori

ルイズ その旅立ち
1998/06/26 岩波シネサロン
大杉栄との伊藤野枝の遺児ルイズの生涯を描くドキュメンタリー。
世代を越えて伝わる思想の力に感動する。by K. Hattori

ムーラン
1998/06/26 ブエナビスタ試写室
新作ディズニー・アニメは中国の伝説を原作にしたヒロインもの。
そこそこ楽しめるけど、そのレベル止まり。by K. Hattori

グランド・コントロール
乱気流
1998/06/24 GAGA試写室
飛行場の裏方・航空管制官の姿を描く、サスペンス映画の秀作。
本作と『乱気流/タービュランス』は無関係です。by K. Hattori

リプレイスメント・キラー
1998/06/24 徳間ホール
香港映画ファンが待ち望んだチョウ・ユンファのハリウッド・デビュー。
香港映画テイスト満載のアクション映画です。by K. Hattori

釣りバカ日誌10
1998/06/24 松竹第1試写室
スーさんが社長を引退して、ビルメンテナンスのアルバイト?
安定した面白さのシリーズ11作目。by K. Hattori

われ幻の魚を見たり
1998/06/23 国立近代美術館フィルムセンター
十和田湖で鱒の放流に成功した和井内貞行の伝記映画。
伊藤大輔と大河内傳次郎の最後のコンビ作。by K. Hattori

CUBE
1998/06/23 徳間ホール
危険な殺人キューブに閉じ込められた男女6人の運命は?
ビジュアル・センス抜群の新感覚スリラー。by K. Hattori

ゴジラ
GODZILLA
1998/06/22 日本劇場(試写会)
日本原産の怪獣映画をアメリカに輸出したらこうなった……。
これじゃ怪獣じゃなくて大トカゲです。by K. Hattori

フェイス
1998/06/21 岩手教育会館大ホール
『フル・モンティ』のロバート・カーライルが主演したギャング映画。
監督は『司祭』の女性監督アントニア・バード。by K. Hattori

快楽の園
1998/06/21 岩手教育会館大ホール
サスペンス映画の神様、アルフレッド・ヒッチコックのデビュー作。
サイレント映画の着色を初めて実際に見ました。by K. Hattori

HOUSE
ハウス
1998/06/20 盛岡東宝
大林宣彦監督のデビュー作は、ファンタジックなホラー映画。
サービス満点の内容に大いに満足しました。by K. Hattori

飢餓海峡
1998/06/20 盛岡・中劇2
青函連絡船の遭難事故にまぎれて、強盗殺人犯が逃亡する。
昭和40年に製作された内田吐夢監督作品。by K. Hattori

獄門島
(総集篇)
1998/06/19 東京国立近代美術館フィルムセンター
瀬戸内海に浮かぶ小さな島で起こる、三姉妹連続殺人事件。
片岡千恵蔵主演の昭和24年度作品。by K. Hattori

ライブ・フレッシュ
1998/06/19 東宝第1試写室
天涯孤独の好青年が巻き起こす、愛を巡るトラブルの数々。
ペドロ・アルモドバル監督の最新作。by K. Hattori

仮面の男
1998/06/19 UIP試写室
デュマの小説を『ブレイブハート』の脚本家が脚色・監督。
ディカプリオは話の上では脇役です。by K. Hattori

裏街の聖者
1998/06/18 メディアボックス試写室
日本のマンガ「Dr.クマひげ」を原作とした香港版『赤ひげ』。
トニー・レオンが人情派の医師を好演。by K. Hattori

アイ・ドール
1998/06/18 ぴあ試写室
アメリカの子供用玩具「バービー人形」についてのドキュメンタリー。
バービー人形こそアメリカの文化なのです。by K. Hattori

イヤー・オブ・ザ・ホース
1998/06/17 徳間ホール
ニール・ヤングと彼のバンド、クレイジー・ホースのコンサート映画。
『デッドマン』のジム・ジャームッシュ監督作品。by K. Hattori

マドモアゼル a GOGO
1998/06/17 ユニジャパン試写室
'74年に『女の望遠鏡』という題で日本公開されたこともある映画。
今じゃ珍しい、元気一杯の「女の子映画」です。by K. Hattori

借王〈シャッキング〉Vol.3
1998/06/16 徳間ホール
哀川翔、夏樹陽子、志賀勝が主演のピカレスク・ムービー。
今回は借王たちが大物総会屋に挑む。by K. Hattori

シークレット
嵐の夜に
1998/06/16 GAGA試写室
シェイクスピアの古典悲劇「リア王」を現代アメリカを舞台に翻案。
主演はジェシカ・ラングとミシェル・ファイファー。by K. Hattori

キャラクター
孤独な人の肖像
1998/06/15 シネカノン試写室
今年のアカデミー外国語映画賞を受賞したオランダ映画。
憎しみあう親子をめぐる人間ドラマ。by K. Hattori

新機動戦記ガンダムW(ウィング)
Endless Waltz 特別篇
1998/06/15 松竹第1試写室
「新機動戦記ガンダム」の完結編OAVを再編集して映画化。
テレビを見てないとチンプンカンプンです。by K. Hattori

機動戦士ガンダム・第08MS小隊
ミラーズ・リポート
1998/06/15 松竹第1試写室
「機動戦士ガンダム」の番外シリーズとも言うべきOVAの映画版。
軍隊描写がオリジナル版より退化している。by K. Hattori

愛と復讐の騎士
1998/06/14 第6回フランス映画祭横浜
ダニエル・オートゥイユ主演の超大作チャンバラ時代劇。
活劇も美術も衣装も音楽も最高! by K. Hattori

ルール違反
1998/06/14 第6回フランス映画祭横浜
売れない役者の行き場のない怒りが売れっ子同業者に向けられる。
アイデアは面白いのにエピソードが薄い。by K. Hattori

シリアル・ラヴァー
1998/06/14 第6回フランス映画祭横浜
恋人たちとの関係を整理しようと考えた女に訪れた悪夢の一夜。。
ミシェル・ラロックがすべての男たちを破滅させる。by K. Hattori

パパラッチ
1998/06/13 第6回フランス映画祭横浜
スキャンダル専門のフリーカメラマン、パパラッチの生態。
テンポはスパイ・サスペンス映画です。by K. Hattori

変人たちの晩餐会
1998/06/13 第6回フランス映画祭横浜
広い会場が揺れるように全員で爆笑した最高のコメディ映画。
これは文句なしに面白い。最高です。by K. Hattori

ジャンヌと素敵な男の子
(原題)
1998/06/13 第6回フランス映画祭横浜
ヴィルジニー・ルドワイヤン主演のエイズをテーマとしたミュージカル。
テーマが真面目すぎて気楽には笑えない。by K. Hattori

ねじれた愛
1998/06/13 第6回フランス映画祭横浜
ユダヤ系フランス人でゲイの主人公が結婚するはめに!
米仏カルチャー・ギャップが面白い。by K. Hattori

夢だと言って
1998/06/13 第6回フランス映画祭横浜
知恵遅れの青年を中心に家族が再生して行く物語。
特殊な素材を使った普遍的ホームドラマ。by K. Hattori

天使が見た夢
(原題)
1998/06/12 第6回フランス映画祭横浜
少女たちの友情と別れを描いた辛口の青春ドラマ。
ナターシャ・レニエがよいぞ。by K. Hattori

たれ込み屋
1998/06/12 第6回フランス映画祭横浜
ベテラン刑事とたれ込み屋の奇妙なパートナー・シップ。
元警官が書いたリアルな脚本にしびれる。by K. Hattori

神のみぞ知る
1998/06/12 第6回フランス映画祭横浜
優柔不断な30代男性と3人の女性の恋を描いたコメディ。
それにしても、こんな男がなぜもてる? by K. Hattori

短編映画特集
1998/06/11 第6回フランス映画祭横浜
普段はなかなか観られない短編作品がそろうのは映画祭ならでは。
粒ぞろいの作品が勢揃いして見応えがある。by K. Hattori

肉体の学校
1998/06/11 第6回フランス映画祭横浜
三島由紀夫の原作を現代フランスの男女関係に翻案。
男に周囲を魅了するカリスマ性がない。by K. Hattori

うそつきな彼女
1998/06/11 第6回フランス映画祭横浜
虚言症の女性と詐欺師の男の恋は、騙し騙され……。
マリー・トランティニャンの魅力が大きい。by K. Hattori

愚か者
傷だらけの天使
1998/06/11 シネ・ヴィヴァン六本木
阪本順次監督自身の手による『傷だらけの天使』外伝。
鈴木一真のカッチョよさにしびれる。by K. Hattori

スライディング・ドア
1998/06/10 TCC試写室
目の前で地下鉄のドアが閉まる。それが人生の分かれ道……。
1本で2本分楽しめるラブ・ストーリー。by K. Hattori

どつきどつかれ
1998/06/10 GAGA試写室
人気お笑いグループ・ネプチューンが初主演した岸和田映画。
モチーフのわりにはヤンチャさに欠ける。by K. Hattori

新生トイレの花子さん
1998/06/10 東映第1試写室
『リング』の高橋洋を脚本に迎えた、マジで恐い子供向けホラー。
全身の毛が逆立つようなシーンが幾つかあります。by K. Hattori

グラン・ブルー
(オリジナル・バージョン)
1998/06/09 シネスイッチ銀座
フランスで公開されたオリジナル・バージョンが日本初公開。
ジャン=マルク・バールの笑顔が素敵。by K. Hattori

酔夢夜景
(よいゆめやけい)
1998/06/09 シネカノン試写室
浅田次郎原作の松竹映画『ラブ・レター』の盗作だと思われる。
真似なのに下手なのが情けなさすぎる。by K. Hattori

マルセイユの恋
1998/06/09 シネカノン試写室
南仏の港町マルセイユの路地裏で生まれた中年男女の恋物語。
登場人物がみんな生き生きしています。by K. Hattori

ラスト・ウェディング
1998/06/08 メディアボックス試写室
愛し合う恋人たちのために、友人たちが手作りの結婚式を開く。
実話をもとにしたオーストラリア映画。by K. Hattori

イヴの秘かな憂鬱
1998/06/08 メディアボックス試写室
フェミニスト学者の書いた論文を劇映画にした異色の作品。
フェミニズムの匂いが男の僕には気になる。by K. Hattori

ブルース・ブラザース2000
1998/06/06 新宿ピカデリー1
この日の東京は寒かったが、劇場の中もお寒い状況でした。
売り方を工夫すれば、もうちょっと行くだろうに。by K. Hattori

ハーフ・ア・チャンス
1998/06/05 有楽町朝日ホール
アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが28年ぶりに共演!
監督はパトリス・ルコント。こりゃ楽しい。by K. Hattori

鬼畜大宴会
1998/06/05 徳間ホール
昭和40年代の左翼学生グループをモデルにしたドラマ。
自主映画界の話題作が劇場公開。by K. Hattori

タクシー
1998/06/04 有楽町朝日ホール
大馬鹿監督リュック・ベッソンが製作・脚本を担当した馬鹿映画。
フランスではヒットしたらしい。勝てば官軍。by K. Hattori

ジューンブライド
6月19日の花嫁
1998/06/04 松竹第1試写室
結婚式の日取り以外の記憶を無くした女が過去を探すミステリー。
脚本がうまい。演出は弱い。でも最後は泣けるby K. Hattori

原色パリ図鑑
1998/06/04 TCC試写室
パリ下町のユダヤ人街を舞台にした、最高に面白い人間喜劇。
登場人物全員が大好きになる映画です。by K. Hattori

スクリーム2
1998/06/03 有楽町朝日ホール
「パート2映画はつまらない」というジンクスと無縁の大傑作。
恐怖と笑いの絶妙のブレンドにクラクラします。by K. Hattori

雨上がりの駅で
1998/06/03 シネカノン試写室
老人の尾行から生まれた、傷ついた魂を救済する旅。
ラストシーンがじつに印象的だ。by K. Hattori

二宮金次郎物語
愛と情熱のかぎり
1998/06/03 松竹第1試写室
苦学と親孝行で有名な二宮金次郎の伝記映画だが……。
なぜこの映画を、今作るのだろう? by K. Hattori

生きない
1998/06/02 日本ヘラルド映画試写室
死亡保険金で全人生を清算すべく、バスに乗り込んだ男たち。
ダンカンの脚本・主演で描く異色コメディ。by K. Hattori

愛を乞うひと
1998/06/01 東宝第1試写室
原田美枝子がひとり二役で母娘を演じる。暴力場面がすごい。
監督は『学校の怪談』の平山秀幸。by K. Hattori

TOKYO EYES
1998/06/01 TCC試写室
吉川ひなのと武田真治主演の映画だけど監督はフランス人。
これは「外国映画」なのかな……? by K. Hattori

ザ・ブレイク
1998/06/01 メディアボックス試写室
『クライング・ゲーム』のスティーブン・レイが主演のラブストーリー。
女性たちに対する主人公の気持ちが不明確。by K. Hattori



     
      
     
     
     
     

     
   
     
   
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